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vol.191:株式会社鎌倉紅谷(4)〜地域に根ざした店舗づくり〜 2020.04.13

横浜ハンマーヘッドの鎌倉紅谷 Kurumicco Factoryには、カフェもありますよね。
カフェはどのようなお店なのでしょうか。

新しいクルミッ子をコンセプトとしたサロン、Salon de Kurumiccoを2018年10月にオープンし、カフェはその後に企画したため、やるからにはイメージを少し変えたいと思っていました。横浜ハンマーヘッドからは「地元の良いものを身近に感じてほしい」というコンセプトだったので、サロンよりも親しみやすくなるように作りました。
一番人気のメニューはクルミッ子パフェなので、ぜひ召し上がってみてください。

カフェに実際に行ってみました!
カフェでは、クラフトマンの作業を見ながらクルミッ子を味わうことができます。テラス席もあり、カフェからは横浜ハンマーヘッドのシンボル、「ハンマーヘッドクレーン」がとてもよく見えました。

Salon de Kurumiccoは本店の2階にあるとお聞きしましたが、カフェとの違いはありますか。

Salon de Kurumiccoは本店の2階にオープンするということで、少し格式高くクルミッ子のスイーツを出していきたいと考え、器やプレートにもこだわりました。デザートメニューには、全てクルミッ子の要素が入っていて、スイーツに生まれ変わったクルミッ子を、存分に味わっていただけると思います。
中でもオススメのメニューはモンブランで、フランス産マロンペーストとクルミッ子のキャラメルで作ったクリームの中に、ヨーグルトのアイスが入っていて、とても美味しいですよ。
一番人気のメニューは、やはりサロンでもクルミッ子パフェです。
また、本店の壁にはクルミッ子タイルを使用しています。クルミッ子タイルとは、クルミッ子と同じサイズのオリジナルタイルで、鎌倉紅谷 Kurumicco Factoryにも同じものがあります。ところどころにリスくんの絵が描かれています。訪れた際には、どこにリスくんがいるのか探してみるのも楽しいと思いますよ。

カフェからはハンマーヘッドクレーン、サロンからは鶴岡八幡宮を見ながら、クルミッ子を味わうことができるので、皆さんもぜひ訪れてみてください。
カフェもサロンもそれぞれ違う魅力がありますが、鎌倉紅谷さんの他の店舗にも違いはありますか。

各店舗を作る際に、コンセプトを一つ一つ決めています。
本店は「憧れの本店」ということで、お客様に行ってみたいと思ってもらえるように、格式を高めるよう努めています。私たちは、格式を高めるとは、接客を丁寧にし、お客様に満足してもらえるように意識を高く持つということだと考えています。ただ、敷居が高くなって入りづらくなってしまってはいけないと思うので、そこのバランスは重要だと思います。
本店の向かいにある雪ノ下店は、クルミッ子の切り落としを販売しています。こちらの店舗では、鎌倉の地元を愛してもらえるような、ほっとする接客を心がけています。
鎌倉へ観光に来たお客様が多いお店では、コンパクトに鎌倉について知ってもらえるような接客。工場併設の幸浦店は、地元の方に来ていただくことが多いため、リピーター向け。というように、それぞれの店舗に合わせた接客を行っているのです。

店舗それぞれでコンセプトが違うなんて、全店舗行ってみたくなってしまいますね。
今後も各地に店舗を増やしていくのでしょうか。

各店舗の接客をきちんとしていくことを大切にしているので、たくさんの店舗をオープンさせるよりも、お客様が気軽に入りやすい店舗を作っていこうと考えています。
たくさんの方に知っていただいて、鎌倉に来た際にはぜひ立ち寄っていただけるような店づくりをしていきたいです。

地域の皆様への想いの強さがよくわかりました。
今回は「クルミッ子」を中心に、商品づくりや店舗づくりについてお話を伺いましたが、鎌倉紅谷さんには他にも「あじさい」や「鎌倉だより」など、たくさんの商品があります。皆さんも鎌倉を訪れた際には、ぜひ鎌倉紅谷さんに立ち寄ってみてください。
今回は、4回にわたって、鎌倉紅谷さんの美味しさへのこだわりを伺いました。ありがとうございました。

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