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vol.191:株式会社鎌倉紅谷(3)〜ファンとのコミュニケーション〜 2020.04.02

鎌倉紅谷 Kurumicco Factoryで体験できるワークショップについて教えてください。

実は本店をリニューアルするタイミングで、ワークショップを本店でできないか、検討していました。お客様にクラフトマンの凄さを知って欲しかったのと、体験することの価値が高まっている今の時代に合わせて、私たちも対応していきたいという想いがあったからです。しかし、設計や動線の問題で実現させることができず、今回やっと実現させることができました。
現在、1回8人ずつで、1日3回開催しています。金土日祝祭日にのみ開催しているのですが、ありがたいことに予約受付日には鎌倉紅谷の公式サイトへのアクセスが殺到し、3ヶ月先まで予約がいっぱいの状況です。予約開始日に公式サイトを確認しようとしたら、全くアクセスできなかったこともありました。
お客様は40〜50代の女性が多いです。お1人のお客様にも、安心してご参加いただいております。

クルミッ子を作るのは難しそうですが、ちゃんと完成するのでしょうか。

皆さん、仕上がりは比較的綺麗にできていますよ。ただ、ワークショップでは、クルミッ子の一番下の生地以外全て作っていただくので、難しい工程もあります。ワークショップといっても、できているものを組み立てるだけのものもありますが、クルミッ子のワークショップは、敢えて難しさも感じてほしいと思っています。作ったクルミッ子を焼いている間に、FACTORYを見学することができるのですが、手間を体感することで、クラフトマンの凄さや商品の価値をより感じていただけたらと思っております。
また、実際にクルミッ子を作っているクラフトマンが教えるので、クラフトマンと直接コミュニケーションがとれることも魅力の一つです。クラフトマンにとっても、「クルミッ子のファンです!」「綺麗に作るのは難しい!」などと直接お客様から声をいただくことは、大きなモチベーションに繋がっています。

材料

ワークショップの様子

クルミッ子完成品

クラフトマンに直接教えてもらえて、お話もできるなんて、貴重な体験ですね。
それ以外にもファンとコミュニケーションをとる機会はありますか。

例えば、Instagramではときどきフォトコンテストを開催しています。最優秀賞にはプレゼントをお渡しするだけでなく、写真を鎌倉紅谷HPのトップページに掲載させていただきます。お客様が、自分の写真が掲載されたページを見せて、家族や友人との会話を楽しんでいただけたらな、と思っています。ただプレゼントをもらうだけではつまらないので、お客様に楽しんでもらえるよう、企画しています。
このように、どうしたらお客様に喜んでもらえるのか、お客様はどんな情報が欲しいのか、日々考えながら発信しています。それに対してたくさんのコメントをいただくこともあり、大変ありがたいです。できるだけいただいたコメント一つ一つに、丁寧に対応していきたいと思っています。

一般的なフォトコンテストとは違って、写真が採用されるかもしれないと思うと、わくわくしますね。
ファンにとって、SNSでコミュニケーションをとれるのはとても嬉しいと思います。
SNSではクルミッ子のいろいろな食べ方の提案も話題になっていますよね。

はい。「クールミッ子」というクルミッ子を冷蔵庫で冷やして食べる方法が人気になりました。
クルミッ子のワークショップでは、出来立てのクルミッ子が味わえるのですが、レンジやオーブンで温めることで、自宅でもそれを味わえるという声もいただきました。クルミッ子は、温めるとキャラメルがとろっとするので、クールミッ子とは、また違った食感が楽しめますよ。
実はクルミッ子はお酒とも相性が良く、白ワインやブランデーなどと一緒に召し上がっていただくのもおすすめです。なんと、日本酒にも合うとお客様からお聞きしたときには、とても驚きました。
お客様から、私たちも知らない情報をいただくのは大変嬉しいことなので、楽しみにしています。

そのまま食べてももちろん美味しいですが、いろいろな食べ方を試してみたくなりますね。
続いては、こだわりのクルミッ子を味わい尽くせるサロンやカフェについて、お伺いしていきます。

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