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vol.191:株式会社鎌倉紅谷(2)〜鎌倉紅谷 Kurumicco Factoryのご紹介〜 2020.03.26

鎌倉紅谷 Kurumicco Factoryは、横浜ハンマーヘッドの2階に2019年にオープンしたばかりです。
横浜ハンマーヘッドは、客船ターミナルやホテル、商業施設などからなる複合施設で、特に注目されているのが「食」をテーマとした体験・体感型のエリアです。商品を作っているところを見られたり、体験できたりする施設がたくさんあって、とても楽しい施設ですよ。

横浜ハンマーヘッドにオープンした鎌倉紅谷 Kurumicco Factoryでは、クラフトマンが実際にクルミッ子を作っているところをいつでも見学することができます。全ての工程を見ることができるので、クルミッ子が出来ていく様子がわかりますね。
なぜ横浜ハンマーヘッドでFACTORYを見学できるようにしたのでしょうか。

以前から、本店で実際に作っているところを見せたいと考えていました。クラフトマンがクルミッ子を作り上げる技術をぜひ見てほしかったのですが、店舗が狭くなってしまうので諦めていました。
そんな中、横浜ハンマーヘッドのお話をいただいたのです。横浜ハンマーヘッドは、体験・体感型がコンセプトの施設だったので、コンセプトにもぴったりだということで、副社長からFACTORYの提案がありました。

FACTORYでは、クラフトマンがより美味しさにこだわれるように、新しい機械も導入しているそうですね。

はい。FACTORYで初めて導入したのは、反転機、IHなどです。
反転機は、キャラメルの入った鍋をひっくり返すときに使います。従来は銅鍋を手で持ってキャラメルを流し込まなければいけなかったのですが、キャラメルの入った銅鍋はとても重く、大変な仕事です。しかし、反転機は機械に鍋をセットするとひっくり返るので、重い鍋を持つ負担はかなり減りました。
また、IHを導入したことで、キャラメルを溶かす鍋もIH対応のものに変えました。

新しく導入したロボットがSNSで大人気だとお聞きしました。どんなロボットなのでしょうか。

FACTORYでは、オーブンで焼けたクルミッ子を加工室まで運んでいくのに「クルミッ子運ぶくん」というロボットを使っています。1日に数回しか稼働していないので、とてもレアなのです。
動くスピードは遅いのですが、運ぶくんがクルミッ子を運んでいる間、クラフトマンは他の作業に集中することができます。クルミッ子を運ぶ作業をするよりも、1つでも多く美味しいクルミッ子を作る方が重要だと考えています。他の機械にも言えることなのですが、洗濯機や調理器具と同じで、作業を楽にするのではなく、それ以外のことに時間を使えるようにするために機械化をしました。

左:クルミッ子運ぶくん / 右:実際に運んでいる様子

特にお客様に見て欲しいポイントはありますか。

やはりクルミッ子を作り上げるクラフトマンの姿を見ていただきたいですね。特に、キャラメルとクルミが手仕事によって綺麗に敷き詰められるところは、ぜひ見ていただきたいです。写真撮影は自由なので、クラフトマンの素敵な姿をぜひ撮っていただきたいなと思います。
お子さんには、超音波カッターが人気ですよ。大きなクルミッ子を135個に裁断するときに、切り落としができる瞬間も見ることができます。

カフェスペースにはフォトプロップスもあるので、クラフトマンの姿や最新の機械、かわいいリスなどと一緒に、写真を撮るのも楽しいですね。見ているだけでも楽しそうですが、鎌倉紅谷 Kurumicco Factoryでは、実際にクルミッ子を作れるワークショップも開催しています。
続いては、誰でもクラフトマンになりきれるワークショップについて、お伺いしていきます。

鎌倉紅谷 Kurumicco Factoryに実際に行ってみました!
ガラスが大きいので、クラフトマンの姿がとても見やすかったです。FACTORY全体がよく見えるので、どのような流れでクルミッ子ができるのか、じっくり見ることができました。
レアなクルミッ子運ぶくんも見ることができましたが、大切にクルミッ子を運ぶ姿はついつい動画に収めたくなってしまいます。
子供も大人も楽しめるので、皆さんもぜひ行ってみてください。

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