52週の
MD研究
子どもの日に食べたメニュー2009
S.Mを中心に、「から揚げ」や「手巻き寿司」「ちらし寿司」を訴求していた今年の子どもの日。
実際には、何をメニューとして選んだのでしょうか?子どもの年齢から比較しました。
そして、店頭のどんな訴求によって“つい買ってしまった”のでしょうか。フリーワードから探りました。
調査結果のポイント
実際に食べたメニュー揚げ物・寿司類が上位を占めた
店頭想起想起購買は4割
子どもの年齢が上がるほど
想起が起こっている!
店頭MDのヒント子どもが喜ぶ仕掛けづくり!

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子供の日の夕食のメインメニューは?[単数回答]
集中して高いものはあまりなく、メニューにはばらつきがあった。
その中でも「揚げもの(トンカツ、から揚げ等)」「手巻き寿司」「握り寿司」はやや高い割合であった。
『末子5歳以下』『末子6〜8歳』の方が高くなっていたのが、「揚げ物」「手巻き寿司」で、逆に『末子9〜12歳』で最も高くなっていたのは、「焼き肉」であった。
子供の日の夕食のメインメニューは子供の日を意識してか?
・全体では、「子供の日は意識していない」6割の方が多くなったが、『末子年齢6〜8歳』では「子供の日なのでそのメニューにした」6割の方が高くなった。
→『末子6〜8歳』では、「子供の日だからこそ」の意識が高くなる。
・「子供の日だからしたメニュー」として多いのは、「ちらし寿司」「手巻き寿司」「握り寿司」「ピザ」「焼肉」。
→「寿司類」が上位を占めた。
子供の日の夕食は「自宅(内食、中食)」か「外食」か?
・「自分達で作った」が6割と多くなった。特に「ちらし寿司」「手巻き寿司」「カレー」「ハンバーグ」でその割合が高くなっていた。
・「揚げもの」は「自分達でつくった」が7割と多かったが、「調理済商品」も2割と他層より多くなった。
・「パスタ」「焼き肉」は、「自宅で」と「外食で」が2分された。
・「ピザ」は「中食」が多くなった。
子供の日の夕食は「自宅(内食、中食)」か「外食」か?
・「子供が好きなメニュー」「その時食べたいと思った」が半数と高くなった。
・「子供が好きなメニュー」で特に高くなったのは、「ハンバーグ」「ピサ」「焼肉」。
・「子供の日の定番メニュー」が高くなったのは、「チラシ寿司」。
・「チラシ」「メニュー提案等売場で見て」が高くなったのは、「手巻き寿司」。
子供の日にちなんだ商品で、購入計画はなかったが買ったものは?
・「購入計画はなかったが、売場で見て買ってしまった」という人は4割。『末子年齢9〜12歳』と年齢があがるほど高くなった。
→子供の年齢が高くなるほど、「子供の日」を意識しての計画購買は減るが、売場で見ると思い出しての購入が増える。
想起されて買ったものは?(「何」の「どんなところ」を見て「どんな気持ちになって」購入したか)
ピザ(マルゲリータ)を「こどもの日特集で売り場に陳列していた」のを見て「こどもの好きなメニューだ」と思って購入
イチゴのケーキを「こどもの日用に可愛く飾り付けしてあった」のを見て「子供達が嬉しそうにしていた」と思って購入
鯉のぼりの形をしたちくわを「他にも子供の日用に蒲鉾とか並んでいた」のを見て「おもしろいので子供が喜ぶ」と思って購入
かしわもちバイキングを「買うとくじがひけた」ので「当たるかな」と思って購入
こいのぼりの飾りのついたケーキを「他の用事で立ち寄った洋菓子屋で」みて「今日は子供の日だと思い出し、買って帰ろう」と思って購入
鯉のぼりの絵がかいてあるスナック菓子を「目立つ所に陳列してあって、安売りしている」のを見て「安いし、季節をかんじるな」と思って購入
ロール型の柏餅を「色々な種類の柏餅」を見て「ロール型なんて面白いな」と思って購入
柏餅を「人がたくさん買っている」のを見て「季節ものはやっぱり食べた方がいいのかなぁ」と思って購入
デザインが鯉のぼりのカステラを「パンのコーナー横に柏餅と一緒に並んでいた」のを見て「たまにはカステラを食べさせてあげよう」と思って購入
ちまきを「こどもの日の和菓子の陳列」を見て「年に一回しか売ってない食べ物だから」と思って購入
かしわもちを「こどもの日らしくにぎやかに、こいのぼりなどが、飾ってあった」のを見て「縁起もの」と思って購入
ショウブの葉を「ショウブ湯に入る広告が出ていた」のを見て「伝統行事だし入ろうかなあ」と思って購入
こいのぼりの形をしたクッキーを「こいのぼりと一緒にディスプレイされていた」のを見て「かわいい」と思って購入
かしわもちを「こどもの日に食べるというPOP」を見て「子供の日の風習」と思って購入
メロンゼリーを「子供が試食して美味しいそうに食べていた姿」を見て「買ったら喜ぶだろうな」と思って購入
焼肉用の牛肉セットを「商品に「こどもの日」のシールがはってあった」のを見て「ちらし寿司と一緒に焼肉にしようかな」と思って購入
-まとめ-
子どもの日の夕食のメニューでは、ばらつきは大きいものの揚げ物や寿司類が上位にきていた。
そして、そのメニューを選んだ理由としては「子どもが好きだから」。
また、店頭での想起購買も見られ、子どもの年齢があがるほど想起が起こりやすいとわかった。
特に、大量陳列やPOPなどで“子どもが喜びそうだ”、“伝統行事だから”などの気持ちになり購入につながっているようだ。
今後の店頭MDでは、単に子どもの日を想起させるだけでなく、“子どもが喜びそう”な演出がより効果的に効くだろう。
調査概要
調査対象弊社管理オピネット会員
オピネット:http://www.opi-net.com
調査期間2009年5月11日〜15日
調査方法インターネット調査
回収数269名
1〜12歳の子供がいる家庭(女性・全国)
※夕食を選ぶことが出来なかった「宿泊先で夕食をとった人」は含まず。
調査内容(1)子どもの日の夕食のメニューは?
(2)子どもの日ならではの特別なメニューかどうか
(3)内食、中食、外食のどれか
(4)そのメニューにした理由
(5)子どもの日関連の想起購買