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vol.186:株式会社 有隣堂(4)〜誠品生活日本橋、そして未来へ〜 2019.09.20

アジアNo.1書店といわれる「誠品生活」が日本に上陸することが大きな話題になりましたね。

誠品生活の日本1号店である「誠品生活日本橋」が9/27(金)にCOREDO室町テラスにオープンします。有隣堂はライセンシーとして全般的に運営を行います。
誠品生活は、「Books, and Everything in Between.(本とくらしの間に)」のコンセプトのもと、書店からスタートし、読書と文化の交流の場を育んできた台湾発の文化情報発信拠点です。発祥の地である台湾をはじめ、香港、蘇州、深などの国・地域に49店舗を展開しています。“世界で最もクールな百貨店 14”、“アジアで最も優れた書店”にも選ばれていて、その取り組みが世界的に高く評価されています。多くの書店員の憧れでもあります。

 

「誠品生活日本橋」は「くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド」をコンセプトに、日本橋の歴史・人々の暮らしの中で受け継がれてきた文化を誠品生活ならではの感性で編集し、創造的で多彩な文化情報を発信するプラットフォームを目指しています。
空間設計を手掛けたのは、台湾を代表する建築家 姚仁喜(クリス・ヤオ)氏です。「誠品生活日本橋」のデザインは、姚氏が日本橋の歴史・文化にインスピレーションを受けて「古今交差」「新旧融合」を表現したものとなっており、伝統的な日本建築の特色を誠品生活の美意識を通して解釈した空間が広がります。

日本橋の新たなスポットになりそうですね。
誠品生活日本橋の店内イメージを教えてください。

「誠品書店(書籍ゾーン)」、「誠品文具(文具ゾーン)」、「セレクト物販・ワークショップゾーン」、「レストラン・食物販ゾーン」の 4つのゾーンで構成されます。誠品生活ならではの選書による書籍が並ぶほか、100 近いブランドの商品をそろえる予定です。日本初進出 5 店舗を含む約 50 の台湾ブランドや、日本をはじめ世界中からセレクトした洗練されたアイテム、フード、ワークショップがそろいます。

【誠品書店(書籍ゾーン)イメージ】

書籍ゾーンには長さ約 30 メートルの「文学回廊」コーナーがあり、世界的名作文学が揃います。窓際に配置された座席では、自然光のもと、心地よく本をお選びいただけます。
また、選書専門チームによる企画展「誠品選書」なども台湾と同様に展開予定です。時代やジャンル、知名度を問わず名著にスポットを当て、一般的なベストセラーランキングとは異なる独自の視点から読書に関する新しい気づきを提案します。

誠品文具(文具ゾーン)では誠品生活がこれまで世界中から延べ 1,000 以上の文具ブランドを台湾のお客様に紹介してきた経験を活かし、「誠品生活日本橋」でも独自の展開を行います。文具にまつわる企画展やワークショップも定期的に開催予定です。

【GLASS WORKSHOP】

セレクト物販・ワークショップゾーンでは誠品生活がセレクトする、日台をはじめ世界中からセレクトした洗練されたアイテム、フードが並び、さまざまなワークショップを行います。台湾でいくつもの新しいデザインブランドを発掘・支援してきたインキュベーションプロジェクト「誠品生活 expo」を、「誠品生活日本橋」でも導入します。日本と台湾のブランドを中心に商品をセレクトし、日台の文化交流を図ります。
台湾で人気の漢方ライフスタイルブランド「DAYLILY」、ハーバルケアブランド「阿原 YUAN」、台湾茶からつくられた香水ブランド「P. Seven 茶香水」などのブランドも入居し、台湾文化を身近に感じていただけるラインナップとなっています。

また、本格的なものづくり体験ができる多彩なワークショップも行います。台湾の「誠品生活松店」で展開されている、本格的な窯を備えた吹きガラスワークショップも「誠品生活日本橋」で再現します。

 

レストラン・食物販ゾーンでは台北で人気の台湾料理レストラン「富錦樹台菜香檳 (フージンツリー)」や 150 年以上の歴史をもつ老舗台湾茶荘「王コ傳」のティーサロンが日本初出店となります。テラス沿いの明るい空間で料理やドリンクをお楽しみいただけます。

【王コ傳】

【富錦樹台菜香檳】

【COOKING STUDIO】

食物販ゾーン「誠品生活市集」では、人気グローサリーストア「FOOD & COMPANY」とコラボレーションし、季節感を大事にしながら、日台を中心に現代人の食生活にも合う伝統食材やキッチン雑貨を集めます。併設される「COOKING STUDIO」では、日台をはじめとした世界中の食文化を紹介する料理実演イベントや、食のワークショップも定期的に開催する予定です。

たくさんの“新しい”に出会える場になりそうでオープンが待ち遠しいです。
最後に、有隣堂さんの今後について教えてください。

今年の12月、有隣堂は創業110周年を迎えます。この間、様々に事業領域を拡げてきましたが、祖業である書店は今後も中心に据えていきます。書店として生き残り、本に出会う場所を提供し続けるために様々な、まったく新しいチャレンジを続けていくことが必要だと思っています。
ただ、やみくもにチャレンジするということではなく2つの方向性として、「本を販売してきた信用力で本以外のモノやコトを販売する」「本以外のモノやコトの力を借りて本を売り続ける」ということを考えています。
前者はSTORY STORYやHIBIYA CENTRAL MARKET、後者は誠品生活日本橋と言えると思います。

 

また、有隣堂では「STAY UNIQUE(唯一であれ)」「TRY TO BE THE DESTINATION(目的地になれ)」というスローガンを掲げています。どんなに小さなことでも他と差別化をし、有隣堂ならでは、あるいは有隣堂にご来店いただく理由をつくり、その結果、有隣堂が目的地となる、という考え方です。
スピード感のあるチャレンジを継続し、1つでも多くの成功モデルを育てていきたいと思います。

老舗書店の想いをたくさん知ることができる取材でした。
ご対応いただいた志村様、ありがとうございました。

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