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vol.185:株式会社ハナヤマ(4)〜新シリーズ「花山ゲーム研究所」の展望〜 2019.08.08

2019年5月に「花山ゲーム研究所」を立ち上げられました。
この「花山ゲーム研究所」はどのようなものなのでしょうか。

「花山ゲーム研究所」は、過去の名作の復刻やリメイク、そして今までにない最新のアイデアをカードゲームやボードゲームとして展開していくアナログゲームのシリーズ名です。シリーズ名は当社創業時の「花山ゲーム研究所」の名称にちなんでいます。また、我々自身が初心に帰ってゲームを作っていくという意味も込めています。

なぜ今「花山ゲーム研究所」としてシリーズを展開したのでしょうか。

もともと過去作品に対しての問い合わせやリメイクの要望は多くありました。また最近ではアナログゲームがひそかなブームになっており、メディアでアナログゲームが紹介される機会が増えてきています。ニッチな市場でコアなファンをターゲットとしてきたアナログゲームですが、急速に一般の方の認知が高まっている実感もあり、改めて取り組むのであれば、アナログゲームの人気が高まってきている今ではないかということになりまして、以前から要望のあった過去作のリメイクと、新作のアナログゲームを同時にリリースしていくシリーズ「花山ゲーム研究所」を立ち上げました。

新作とリメイクの同時リリースとは面白い取り組みですね。
現在はどのようなゲームがリリースされているのでしょうか?

第一弾として、新作ゲーム「フラワーズ」と、過去の人気作のリメイクである「ミステリーゲーム」を発売しました。

「フラワーズ」の対戦イメージ。
終盤戦では、有利だったはずが
一転ピンチになることも。

「フラワーズ」は自分の持つカラーの「花」のカードを、タテ・ヨコ・ナナメいずれかの方向で、相手より早く3枚並べることができれば勝ちになるゲームです。「土」→「種」→「芽」→「つぼみ」と成長させることで、「花」のカードを置くことができるようになります。自分の色の「花」カードを揃えながら、相手のカードを揃えないようにすることが重要です。一見単純なゲームに見えますが、「つぼみ」までは両プレイヤー共有のカードですので、せっかく育てた「つぼみ」を取られてしまうこともあり、勝つためには相手との駆け引きが重要です。

「ミステリーゲーム」は犯人あてのシミュレーションゲームです。プレイヤーは、誰が・どこで・どのように事件を起こしたかを推理していきます。専用のボードを使ってコマを進めていき、たどり着いた場所で証拠品を集めて犯人を推理していきます。プレイしながらのコミュニケーションが非常に大事になるゲームですね。犯人や犯行方法を外してしまうとそのプレイヤーはゲームオーバーになってしまうので、慎重かつ素早い推理で事件の真相を明らかにすることがゲームのカギです。こちらは1970年頃の商品とほぼ同じ体裁になっていますので、昔遊んだ方は懐かしい感覚で遊んでいただけます。

リメイク版の「ミステリーゲーム」。
推理力だけでなく運の良さも重要なポイント。

どちらの作品もシンプルなようで奥が深いゲームですね。
2作品の反響はいかがでしたか?

おかげ様で非常に良い反響をいただいています。先日出展したゲームマーケットでは予想以上の好評で、お客様からは「昔こういったゲームがあったことは聞いていたが、今回遊ぶことができてとてもうれしい」という意見をいただきました。
「花山ゲーム研究所」シリーズは今後も継続的にリリースしていく予定です。第二弾として、7月に「名探偵ゲーム」と新商品の「アウトブレイク」の2作品を発売しました。今後もリメイクと新作のバランスをとりつつ、レパートリーを充実させていきたいですね。

1960年頃のカタログに掲載されている名探偵ゲーム(左)と現在の名探偵ゲーム(右)。

最後に、ハナヤマさんが考えるアナログゲームの魅力や
今後の目標についてお聞かせください。

アナログゲームの魅力は、遊びそれ自体に加え、遊びの空間や時間にもあると思います。例えばゲームをしている時の会話だったり、お互いの表情だったり、その空間・その時間にいないと味わうことができないようなライブ感ですね。その空間の楽しさや熱気を手軽に楽しむことができることがアナログゲームの魅力だと思います。また、初心者相手にハンデを付けたり、ルール上のハンデだけでなく「なんとなく手加減してあげよう」というようなハンデを付けたりと、融通がきく点もアナログゲームの魅力です。ローカルルールや仲間内での独自ルールなども、アナログゲーム特有のものですね。
最近になってようやく、ゲームやパズルで遊ぶという文化が日本にも根付く時代になってきたように思います。当社としては、それが当たり前の光景になるように世の中に働きかけていきたいですね。ヨーロッパやアメリカではもうごく自然に大人の方が街のカフェでパズルやゲームを楽しんでいたりするので、時間はかかるかもしれませんが、そういう環境作りに貢献していきたいと考えています。

新シリーズ「花山ゲーム研究所」の作品にもアナログゲームのライブ感が楽しめるゲームがたくさんありそうですね。皆さんもぜひ家族や友達とアナログゲームの楽しさを体験してみてください!
たくさんの興味深いお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。

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