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vol.174:株式会社カンミ堂(3)〜携帯するふせん〜 2018.01.19

前回「潜在ニーズ会議」のお話を伺いましたが、
こちらの会議で出たアイデアから生まれた初めての商品は何だったのでしょうか。

ペンサイズのロール型ふせん「ペントネ」です。ふせんはペンケースの中に入れると折れたりしてしまうということから、ペンケースに入れてかさばらず持ち運びしやすいふせんがあればいいのではないかと考えて開発しました。

カンミ堂さんの商品はどれも独自の機能を持っていますが、
ペントネ」は形自体がふせんとしてはとても独特ですよね。

そうですね。「ペントネ」は発売から3年近く経ちますが、まだ他社から類似商品が出てきていないんです。
その理由は、ペン型のケースに収まるように細く巻く“小巻技術”の難しさにあります。 私たちも開発当初、どの協力先にも「難しい」と断られて、どうしたらいいのか大変困ってしまいました。
最終的には自社で小巻のための機械を開発して、「ペントネ」をつくることができました。機械を含めて商品開発をしたのはこの「ペントネ」が初めてで、商品化するうえで困難なこともありましたが、難しいと言われても実現することで喜んでくれる方がいると思えたので、あきらめずに挑戦し、何とかかたちにすることができました。

非常に高度な技術が使われているんですね。
同じ小巻技術を使ったロール型ふせんの新商品が昨年11月に発売されたそうですが、
そちらはどのような商品なのでしょうか。

「リップノ」という、スティック状のリップクリームを模したケースに入ったふせんです。この商品は、よりコンパクトで手になじむ形であるリップクリームサイズのケースにふせんを入れようと考えたことが開発のきっかけとなっています。
キャップがあることがこの商品の特徴のひとつで、ペンケースなどに収納した際も、キャップによって中身のふせんがしっかりと守られ、汚れや折れを防ぐ構造になっています。

「ペントネ」「リップノ」のような今までにない形の商品は、販売する上で
その機能を伝える工夫も重要になりそうですね。

そうですね。機能は時間があれば説明できるのですが、店頭ではそうすることがなかなか難しいので、パッケージを見て、ぱっと見で機能や特長がしっかり伝わることにかなりこだわってつくっています。
また、打ち出し方に関しても、文具の場合は私たち自身もユーザーですので、自分だったらどう使うか、どう使いたいかを考えながらキャッチコピー含めすべて社内で考えています。

そういった努力の結果、新商品の魅力を伝えることができているのですね。
次回はカンミ堂さんの最終回です。立つふせん「タテトコ」についてお話を聞いていきます!

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