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vol.174:株式会社カンミ堂(2)〜ヒット商品「ココフセン」〜 2018.01.12

カンミ堂さんがふせん市場に本格参入するきっかけとなったのが、
2011年の発売以来、現在まで人気が続いている大ヒット商品「ココフセン」です。
「ココフセン」がどのような商品かお教えいただけますか。

ふせんは小さいものなので、使いたいときに見つからない、使うたびに探すという状況がよく起きます。「ココフセン」は、この"使いたいときにふせんがそばにない"という不便さを解決することがコンセプトの商品です。
背面に粘着シートがついたケースにふせんの束を入れることで、ふせんをよく使う場所である手帳やノートにケースごと貼り付けることができて、必要な場所にいつでもふせんがある状態をつくることができます。
ふせんはケースから1枚ずつ取り出すつくりになっていて、1枚を取ると次の1枚がポップアップ(飛び出す)する仕組みになっています。

「ココフセン」はよく見る紙ふせんではなく、フィルムふせんが採用されていますね。

フィルムふせんは紙ふせんに比べて折れにくいことが特徴です。そのため、特に見出しとして使用する場合に適しています。
また、紙ふせんよりも薄くて軽いため、手帳などにたくさん貼ってもかさばらず、持ち運びにも最適です。

ふせん市場は紙ふせんが8〜9割を占めているため、フィルムふせんは非常にニッチな市場なのですが、最近は上記のような特長や「カラフルな見た目」「透明感」などフィルムにしかない魅力が認められてきているため、需要も増えてきています。

ココフセンはシリーズ商品も多く発売されているそうですね。

「ココフセン」シリーズはカードタイプの商品や、学習用のふせんなども発売していて、現在は大きく4タイプのシリーズ製品を展開しています。
2017年2月には、シリーズの最新アイテムとなる「クリップココフセン」を発売しました。こちらは 「ココフセン」のコンセプトをさらに強化した商品で、粘着シートでは貼れなかった場所(革手帳など)にも、クリップで挟む形にすることで、取り付けられるようになっています。 クリップでどこに挟むかは使用するシーンによって異なるため、厚みのある本の表紙などにも挟めるようにクリップ力には特にこだわって作っています。

「ココフセン」は使いたい場所に貼り付けられるというアイデアが商品の核となっていますが、
このようなユニークなアイデアはどのように生み出されているのでしょうか。

「ココフセン」の発売当時はまだたまたま思いついたアイデアをうまく商品化できたという感じだったのですが、「ココフセン」発売後の2012年頃からは「潜在ニーズ会議(当初はアイデアブートキャンプという名称)」という名の毎週1時間社員全員が集まる会議を実施しています。
思いつきやひらめきに頼るのではなく、アイデアを生み出し続けるための仕組みが必要だと考えたことがこの取り組みを始めたきっかけです。
少しずつやり方を変えながら徐々に機能し始めていて、この会議から生まれた商品も出てきています。


独自性の高いふせん商品はこうした取り組みの結果生まれているのですね。
次回は、ロール型ふせん商品についてのお話です!

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