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vol.159:オレンジトーキョー株式会社(2)〜MERIができるまで〜 2015.03.04

MERIの開発に至った経緯を教えて下さい。

古着や布地を裂いて紐状にしたものを編んでいくという布草履というのは以前からあるものですが、それを東北の工房の方にいただいたことがきっかけです。
それ以前は普段からスリッパも履くこともなく、興味がなかったのですが、いただいたものを履いてみてその良さに気付いたんですね。とても気持ち良いし、何より裸足で歩けるのが魅力でした。

元々はニット工場を経営していまして、土台を編む紐から作っていったらどうかと考えたのが開発のきっかけですね。従来の布草履というのは、生地を裂いて作っているため、生地を限定しない限り品質に均一性がなく耐久性も高くはなかった。その分リーズナブルで手に入りやすいというのが良い点でしたが、新たに紐から開発するのであれば、安定して品質の良い紐を使うことができます。より高品質なものをと取り組んでいきました。


なんてことない紐に見えますが、この紐の開発に1年かかっています。幅や編み目の密度で紐の柔らかさや、土台として編んだあとの履き心地が異なってきます。紐を編んでは、職人さんに手編みしてもらう…その繰り返しでしたね。

その甲斐あって製品化できたということですね。

はじめに製品化したときは、ニット工場で出た残糸という余り糸を使用していました。
多色柄を作るときに、どうしても余る色の糸というのが出てしまい、それを残糸と呼ぶのですが品質的には何も問題ないものです。そういう糸を混ぜながらマーブル調の紐を作り、和柄のデザインで制作しました。

それをインターネット上のみで販売してみたところ、なかなか好調だったんです。

ただ、その頃は月に50足程しか作ることができず、機能は高品質でも見た目が従来製品と大きく変わらないため、販売価格を上げることも難しく正直売り続けて行けるかというと苦しい状況でした。

インターネットのみで販売していた和柄のデザイン

でもやはり、製品そのものは良いものなので、より沢山の方に手に取っていただきたい。ですが、そのためには値段をあげなければならない。

良いものとわかっていただければ値段が高いものでも手に取っていただける確信はありましたので、そのためにはどうしたらいいかを考えました。そこでたどり着いたのがデザイン重視の改良です。

なぜ北欧をモチーフとしたのでしょうか。


MERIに同封されている商品説明書

ルームシューズに使う予算を性別、年代別に調べたところ、40代の女性が一番ルームシューズにかける予算が多かったんですね。そのため40代女性に気に入っていただける商品開発を目指すことにしました。
彼女たちに訴えられるのはデザインが一番であると考え、彼女たちに人気のある北欧をテーマにしたデザインを起こしました。 もちろん製品そのものの品質を上げる取り組みもしました。その際に残糸を使うことをやめ、東レの高機能素材を導入しています。

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kumakoさんさん  50代女性  2015/03/20 18:32:13
懸命に一年間修業するも「作ったらほどく、作ったらほどくをひたすら繰り返して覚える」これは強烈なインパクトを覚えますね。でも、そのプロセスを経て「可愛く愛される製品」として羽ばたいていく姿は正に感動ものです。単に「親しみ」とかの表現は不向きでしょう。そして、共感し買い求める多くの人々と出会うんですよね。ステキです。応援してます。

ゆりりさん  20代女性  2015/03/16 17:46:31
おしゃれな部屋履きですね!ふかふかしそう。
使ってみたいです★

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