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vol.153:株式会社ユーグレナ(4)〜目指す世界〜 2014.10.15

今後ユーグレナを食品以外でどのように活用する予定ですか。

次世代のバイオ燃料の生産や、地球温暖化対策となる二酸化炭素削減技術、家畜の飼料などへの応用などです。

まずは、燃料への応用について詳しく教えてください。

ユーグレナからバイオ燃料を作る、この取り組みは弊社にとって最も大きな挑戦の一つです。いわゆるサトウキビ、トウモロコシやパームなどから生産されるバイオ燃料は食糧と競合するため食糧価格の高騰を招きました。そのため次世代のバイオ燃料を生産するためには、農地利用で競合しない品種を用いるのが好ましいと考えられています。
中でもユーグレナのような藻類は、過去のバイオ燃料が抱える課題を克服できる可能性があり、第二世代バイオ燃料の主要供給源として注目されています。当社は早くからユーグレナの燃料化を視野にさまざまな研究開発を進めてきました。大学やその他共同研究機関とともに、化石燃料に代わる新しいエネルギー源としての藻類燃料の実現を目指していきます。

実現までには、どれくらいかかりそうですか。


DeuSELRを採用したシャトルバス
1年を掛けユーグレナ原料のバイオディーゼル「DeuSEL®」の開発に成功しました。
いすゞの藤沢工場と湘南台駅間を定期運行しているシャトルバスの燃料にこの「DeuSEL®」を採用することとしました。
ユーグレナ社といすゞは、車両のエンジンに負担をかけることなく使用することができるユーグレナ由来の次世代バイオディーゼル燃料の実用化を目指して、『DeuSEL®プロジェクト』を開始しました。本プロジェクトを通じて、ユーグレナ社が次世代バイオディーゼル燃料の研究開発と生産を進め、いすゞがその燃料の評価を行うことで、2018年までの技術確立を目指しています。

二酸化炭素削減技術について教えてください。

ユーグレナの光合成による二酸化炭素を吸う性質を使って、地球温暖化対策に用いる為の研究を行っています。実績として、2009年には沖縄の石炭火力発電所にて、排ガスに含まれた二酸化炭素の固定化に関する実証実験を行いました。
ユーグレナの培養タンクに火力発電所で発生する排ガスを送り込むという実験を実施した結果、通常の空気よりも排ガスを送り込んだ方がユーグレナの成長を促進することが実証されました。
この結果から、温暖化対策において発電所などから排出されるガスのCO2固定などの手段としての可能性が示唆されました。

その他の分野へも応用されているのでしょうか。

ユーグレナから燃料を抽出した残渣は高タンパク質で栄養価が高いため、家畜や養殖魚への飼料として使用することで、資源を無駄なく活用する事が可能となります。

特に養殖魚への飼料としてユーグレナの活用は長年研究されており、稚魚の致死率低減の役割を果たす結果などが報告されています。

食品としての活躍にとどまらず、エネルギーや二酸化炭素の固定化などミドリムシ(ユーグレナ)がみなさんの食を変え、そして環境問題や食料問題までも解決できるほどの可能性を秘めているということの意味がよくわかりました。ありがとうございました。

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ひとしいさん  20代男性  2014/10/21 17:51:01
前に自由が丘駅周辺で移動販売車発見して、おいしそうだったのでミドリムシ入りベーグル買いました。おいしかったです。

ゆりなさん  20代女性  2014/09/30 11:16:13
最近いろいろなところで話題になっていますよね。

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