はい。「グルタミン酸」というアミノ酸のナトリウム塩が主成分です。 「グルタミン酸」とは、こんぶの「うま味」成分です。この発見がされたのは明治41年。発見したのは、当時東京帝国大学で教鞭を振るっていた池田菊苗氏です。こんぶのうま味成分の正体をつきとめようと努め、日本3大発明や10大発明の一つにも数えられています。 ちょうど、海草を原料にヨード製造を行なっていた、後の味の素社の創業者となる二代鈴木三郎助が池田氏を訪ねてきたのを縁に、池田氏は鈴木にグルタミン酸ナトリウムの事業化をもちかけました。鈴木は熟考の末、池田氏の特許を共有し、事業化を引き受けました。
「パルスイート」という、アミノ酸から生まれた甘味料があります。 「パルスイート」は低カロリーで糖分0。すっきりとしてまろやかな甘みを楽しみながらカロリーコントロールができるのが特徴の低カロリー甘味料で、コーヒーなどの飲料のほか、肉じゃがなどの加熱料理にも幅広く使えます。また、糖尿病・肥満症などで、カロリー摂取制限を必要とする方に適した食品として、<厚生労働省許可特別用途食品病者用食品低カロリー食品>を取得しています。カロリーゼロの「パルスイート カロリーゼロ」も発売中です。
「パルスイート」の主な成分は、アスパラギン酸とフェニルアラニンという2つのアミノ酸が原料のアミノ酸系甘味料「アスパルテーム」です。
20種類のアミノ酸は、それぞれ異なる味を持っています。「グリシン」や「アラニン」は甘味、「バリン」や「ロイシン」は苦味、「アスパラギン酸」や「グルタミン酸」は酸味とうま味…といった具合に。
美容の世界でもアミノ酸は活躍しています。「Jino(ジーノ)」は、アミノ酸を使った味の素KKのスキンケアブランドです。
肌の角質細胞の中にはNMFという "天然うるおい成分"があります。NMFは、みずみずしくハリのある肌を保つ役割を持っており、乾燥や紫外線など外部からの刺激から肌を守っています。NMFが不足すると、角質細胞のうるおいは減り、肌あれや乾燥といったお肌トラブルの引き金となります。
そして、そのNMFを構成しているのが「セリン」や「プロリン」といったアミノ酸。 「Jino」にはNMFを構成するアミノ酸がたっぷりと配合されており、角質層をうるおいで満たし、みずみずしくハリのある肌へ整えてくれます。
また、これらのほかにも、飼料用アミノ酸、医薬品など、様々な分野でアミノ酸が活躍しています。
はい。 アミノ酸20種類はそれぞれが大切な役割を持ち、たんぱく質として私達のカラダを構成したり、体内で様々な生理機能をつかさどってくれています。ひとつとして無駄なものはありません。
もう100年近くもアミノ酸について研究を続けていますが、それでもまだまだ、むしろ知れば知るほどに、その力に驚かされます。次の100年もアミノ酸を研究し続け、人々の食と暮らしをさらに豊かにしていきたいですね。
オピ研「味の素」BBS