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vol.77:ぺんてる(3)〜「初めて」がたくさん! 2007.08.08
オピモニ「エルゴノミックス」
オピモニ「エルゴノミックス ウインググリップ」
オピモニ「フレックスフィットGT」
オピバイヤー「ノック式油性マーカー NX5」
―――「エルゴノミックス」の他にも、同じくオピモニで紹介させていただいた
    「フレックスフィットGT」とか、珍しい・新しい商品が多いですよね。
白井

はい。
みなさんにビックリしてもらえるような新しい商品作りを常に心がけています。

実は、ぺんてるって、「初めて」の商品がすごく多いんですよ。
例えば有名なものだと、ノック式のシャープペンやシャープペンシルの0.5mm芯、サインペンなんかがそうです。

 

 
1サイドノック式のエコロジーシャープ「.e-ティント」残り芯わずか3.5mmで無駄なく使える
サイドノック式のエコロジーシャープ「.e-ティント」
残り芯わずか3.5mmで無駄なく使える
―――ノック式シャープペンはぺんてるの発明だったのですか。知りませんでした。
シャープペン芯「Ain」
シャープ芯「Ain」
 
白井

そうです。シャープペンシルは1822年にイギリスで発明されたのが始まりなのですが、当時のシャープペンは、ノック式ではなく回転して芯を出す繰り出し式でした。芯も、鉛筆と同じ太いものでした。日本では1915年に早川金属(現シャープ)によって作られたのが最初です。
ぺんてるでもシャープペンを開発しようということになったのですが、当時(1960年前後)もう既に大手メーカーが多数進出しており、ぺんてるは完全に後発の立場でした。しかも当時のぺんてるはクレヨンなど画材が中心であったため、筆記具に関してはほとんど知名度がありませんでした。

白井

「他のメーカーと同じことをしても勝ち目はない。新しいことをしなければ」
そう考え、繰り出し式シャープペンの欠点を研究し、新しいシャープペンの形を模索していきました。

―――繰り出し式シャープペンにはどんな欠点があるのですか?
白井

ひとつは「芯が折れやすく、太いので細かい字は削らないと書きにくい」という点、そしてもうひとつは「操作が面倒である」という点です。

まず初めに開発に取り組んだのは芯の方でした。当時のシャープ芯は、鉛筆同様、黒鉛と粘土でできた粘土芯が主流。粘土芯は柔らかくて折れやすいため、直径1mm程度までの細さが限界、かつ折れやすかったのです。
粘土の替わりにつなぎ(結合材)になるものはないかと考え、たどり着いたのはポリマー(プラスチック)でした。

 

 
1960年発売当時のシャープペン芯&「ぺんてるシャープ」
1960年発売当時の
シャープ芯&「ぺんてるシャープ」
「ぺんてるシャープ」と同時に発売した「ぺんてる鉛筆」鉛筆という名前だけど、れっきとしたノック式シャープペンだ。
「ぺんてるシャープ」と同時に発売した
「ぺんてる鉛筆」鉛筆という名前だけど、
れっきとしたノック式シャープペンだ。
 
白井

粘土の組織は荒くて不均一であるのに対しポリマーは細かくて均一、しかも有機物であるため焼成することで炭化して黒くなり、芯を作るにはうってつけでした。
こうして1960年、世界初のハイポリマー芯が誕生、その二年後の1962年には、現在の標準となっている0.5mm芯を発売しました。

ノック式シャープペン「ぺんてるシャープ」も、同じく1960年に発売しました。従来のシャープ芯は脆かったため、芯を挟んで送り出すノック式の構造に耐えられなかったのですが、ハイポリマー芯によってその弱点を克服することができ、片手で操作できるより簡便性の高いシャープペンとして普及したのです。

―――なるほど。サインペンはどのようにして生まれたのですか?
白井

ぺんてるサインペンより前に開発したのが「ぺんてるペン」という油性マーカーです。「ぺんてるペン」は、ペン先にアクリル繊維を用いて細字の筆記を可能にした、新しい油性マーカーとして好評を博しました。現在も販売しているロングセラー商品です。
しかし、ご存知の通り油性マーカーには、字がにじむ、裏写りするなどの弱点があります。なんとか裏写りしないマーカーを作れないだろうか・・・そんな考えから開発がスタートしました。
裏写りしないようにするためには、インクを水性にする必要がありました。
しかし、当時の水性インクは、万年筆やつけペン(ガラスペン・羽ペンなど)に使用されているのみで、量販されている筆記具には使用されていませんでした。
開発は非常に難航し、8年もの月日がかかりました。

 
発売当時の「ぺんてるサインペン」は50円だった。
発売当時の「ぺんてるサインペン」は50円だった。
―――素人考えでは、インクを油性から水性に替えれば・・・と思ってしまうのですが。
白井

マーカーは中綿にインクを吸い込ませ、ペン先に一定量のインクを染み出す仕組みになっているのですが、水性インクは油性インクに比べて粘度が低いため、中綿にインクがちゃんと染み込まず、ふたを開けるとインクがこぼれ出てしまうんです。
中綿の種類やペン先の素材をいちから見直しました。
繊維が縦方向の繊維を厳選して中綿に使用し、ペン先は「ぺんてるペン」の2.5倍もの強度にしました。また、ペン軸に小さな穴を開けることでペン軸圧が外気と平衡となり、インク漏れが防止できるという発見が決め手になりましたね。

―――発売後のお客様の反応は?
文房具の見本市でも、「宇宙に行ったペン」をアピールした
文房具の見本市でも
「宇宙に行ったペン」をアピールした
 
白井

実は・・・初めはまるで見向きもされませんでした。
起死回生の契機となったのは、アメリカで行われた文具の見本市への出展でした。
見本市でサンプルとして配ったサインペンが、大統領報道官の手に渡り、当時のジョンソン大統領の手へ渡りました。大統領はぺんてるサインペンの書き味をいたく気に入り、一度に24ダースもの注文をしてくれました。
このエピソードが報道されると、サインペン人気に一気に火がつきました。
その後、サインペンは無重力でも使用できるペンとして、NASAの宇宙船でも使用されたりしたんですよ。

――――本当に様々な商品を発明しているんですね。
白井

はい。他にも、筆ペンやゲルインキボールペンなど、「初めて」の商品を多数発売しています。
ぺんてるサインペンは、水性インクペンのさきがけとなり、水性インクボールペンなどにつながっていきました。世界で初めての水性インクボールペンを発明したのも実はぺんてるなんですよ。






vol.77:ぺんてる(4)

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うっちさん  20代男性  2015/02/02 11:08:50
是非再販して欲しい。前もっていたが無くなってしまったので。

りりさん  10代女性  2015/01/28 20:39:09
もう一回売って欲しいです‼︎
お願いします❗️

もりもっこりさん  10代男性  2014/07/17 12:30:03
また復刻販売してー

yuさん  10代女性  2012/06/05 16:49:29
このペンいいね〜〜
買ってみよ〜ん
なんでこんな市場に出回ってないわけ??

ヤンキーさん  10代男性  2009/08/03 17:59:06
早く次の形のが出てほしい このシリーズのぺんの売ってる店は誰も知らず誰にも教えてない あ・・どこで買ったっけ? と言ってるだってみんなに買われたくないじゃんみんな買ったら珍しいペンじゃなくなるじゃん だからこのぺんの売ってる影の薄さがいい クルトガなんて珍しくない

ヤンキーさん  10代男性  2009/08/03 17:51:39
見た目はいいけど書いてる範囲の下の方は書きずらい 正直言って俺は手が疲れるのではなく見た目がいいから買っただけであって   どうゆうのが手が疲れるというのが手が疲れるのか分りません

ん〜さん  20代男性  2009/06/13 17:50:22
使いづらい。

Milesさん  50代男性  2008/05/22 17:58:17
文房具に相当な「こだわり」を持っている私からすると、四点支持の発想が実に素晴しいと思います。現時点ではこれ以上に書き易い筆記具は見当たりません。断定できます。出来ればペンの自重を少し重く(+50g程)するともっと良くなるような気がします。原理は全く同一で、出来れば私達中高年に相応しい、もっと高級感(3,000円〜5,000円クラス)の溢れるものが欲しいです。

I Nさん  10代男性  2007/08/21 20:19:49
このペンは、疲れないのでよいですね!

chichanさん  30代女性  2007/08/18 21:04:31
私も知りませんでした
今度使ってみたいです

おっかさん  50代女性  2007/08/11 13:43:39
初めて知りました。私は筆圧が高いので、このペンだと疲れなくて良いかもと思いました。

はるさん  30代女性  2007/08/02 9:34:34
初めて知りました。是非使ってみたいです!

AREXさん  50代男性  2007/08/01 20:22:29
いつも使っています

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