そうですね。カゴメはトマトからはじまったと言っても過言ではないですし、私たち自身、トマトにはこだわりがあります。
カゴメのはじまりは、今のような加工食品業ではなく、野菜を栽培して販売する、農家兼八百屋でした。栽培していたのは、当時まだ珍しい存在だった西洋野菜。その中にトマトも入っていたのですが、これがなかなか売れなかった。 というのも、当時のトマトは今と比べると臭みも強くて食べづらかった上、それまでの日本にはない野菜だったため、どう食べたらいいかわからなかったからです。
どうやったらトマトを食べてもらえるのか・・・創業者は頭をひねり、トマトソースに加工して販売することにいたしました。 これが好評を博し、1906年には工場での本格的な生産が始まりました。その後、1908年にトマトケチャップ、ウスターソースの製造を開始するなど、徐々に生産品目を拡大して、1914年には、カゴメの前身である「愛知トマトソース製造(資)」が誕生しました。
そうです。そのDNAはまだ生きていますね。 トマトに関しては6500種類以上ものトマトの種を保有しています。 これらの種から、有益なものを選び出して交配し、より優れた、新しい品種の開発につとめています。カゴメの理想とするトマトは、病気に強く、美味しく、そして濃厚な「赤」を持ったトマトです。
加工用のトマトはもちろんですが、生食用のトマトも作っています。「こくみトマト」という名前でスーパー等で販売しています。 生食用のトマトは、赤というよりもピンク色のものが一般的に多いのですが、カゴメの「こくみトマト」は中まで真っ赤。ピンクのトマトに比べ、旨みが強く、甘みと酸味のバランスが良く、およそ2倍の量のリコピンを含有しているのが特徴です。 リコピンとは、トマトの赤い色を作っている色素のことで、生活習慣病や老化の原因となる活性酸素を取り除く効果があり、美白やアンチエイジングに効果を発揮します。赤いトマトほど多くのリコピンが含まれています。
いえ、生食用、ケチャップ用、ジュース用・・・用途ごとにそれぞれ異なる品種が使われています。 ジュース専用のトマトだけでも数種類あるのですが、それらカゴメのジュース専用トマトの総称を「凛々子」といいます。 酸味と甘みのバランスがとれた、ジュース適正の高いトマトです。また、ピンク色のトマトと比べると、およそ3倍もの量のリコピンを含んでいます。
また、生食用の「こくみトマト」に関しては、全国8箇所の「大型ハイテク菜園」を中心に、カゴメが販売するための特別品種を栽培しています。 「大型ハイテク菜園」とは、温度と湿度、養分などをコンピューターで管理し、農薬をできるだけ減らした、トマト栽培の先進技術の粋を集めた大規模なハウスです。大きなハウスでのびのび育ったトマトは、なんと全長15メートル以上にもなるんですよ。輸送の際の安全性にもこだわり、生産地から販売店までしっかり目が行き届く、カゴメ独自の配送ルートを使用しています。
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