最近よく耳にする「オール電化」という言葉。 オール電化とは、家で使用される全てのエネルギー(キッチン・給湯・冷暖房)を電気でまかなうということ。省エネ性、安全性、クリーン、エコなど、さまざまな面から注目されています。
しかし、「オール電化って、名前は知ってるけどよくわからない」という人もまだまだ多いはず。 というわけで、今回のオピ研では東京電力のPR館である「TEPCO銀座館」さんにお邪魔し、「オール電化」を体験&お話をうかがってまいりました。
まずチャレンジしたのはIHクッキングヒーターによるお料理体験。 私もIHクッキングヒーターを使っての料理は初めて。ドキドキです。 今回作ったメニューはチャーハンと焼き魚(鮭)。TEPCO銀座館では、毎日IHクッキング体験が実施されています。
IHクッキングヒーターとは?
エプロンをお借りして、早速調理開始…ということで、初めてIHクッキングヒーターと対面しました。 …平べったい……!普通のコンロと違ってゴトクがないため、まっさらで非常にすっきりとした外観です。 このフラットパネルは、IHクッキングヒーターの大きな特徴のひとつ。凸凹がないのでふきこぼれや汚れの掃除も簡単!しかも、トッププレートはとても丈夫なためクレンザーを使って掃除をしても、傷がついたりすることはないのだとか。
なんと!とびっくりしながらボタンを押すと、モニターに「11分」と残り時間の表示が。 「朝のお忙しい時間でも、顔を洗っている間にIHにお任せで魚を焼いてしまうことができますよ。」 あとは待つだけ…。11分後が楽しみです。
※水を入れないタイプのグリルもあります。
魚が焼けるのを待っている間に、今度はチャーハン作りに挑戦です。チャーハンは火力が命。さて、どんな風に仕上がるのでしょうか? 「まず、火力を最大にし、タイマーは3分にセットしてください。」 ほんのりしたとろ火からパワフルな強火まで、きめ細かで自在な火力調整が可能であるというのも、IHクッキングヒーターの大きな特徴のひとつです。しかもタイマーによる時間設定もでき、ふきこぼれによる立ち消えの心配もないので長時間の調理も安心なのだとか。
設定した3分のうちの最初の1分は、フライパンと油を温めるための時間。 ……と、ここで気になったのは、調味料の置き場所。ブラスチックカップに入った調味料がフライパンのすぐそばに置かれてしまっているんですが、発熱面からこんなに近くて大丈夫なんでしょうか? 「IHクッキングヒーターは炎がないので、調理しているすぐそばにレシピや調味料を置くこともできるんです。」 炎がないので燃え移りの心配がなく、もし万が一うっかりスイッチが入ってしまっても、磁力を使っているIHは紙や布には反応しないため、それで熱が発生するということはありません。 また、フラットパネルなので空いたスペースに食器や材料を置いたりと自由に使うことができます。 フライパンが温まり、いよいよ調理開始…と、渡されたのは二本の木べら。
「IHはフラットなので、フライパンを支える必要がないのです。両手を使って混ぜ合わせてください。」 両手を使って炒め物をするのははじめて。両手を使うので効率よく混ぜ合わせられます。
こうして炒めることおよそ2分…もう完成です。早い! 調理スペースにお皿を置き、調理スペースに残った余熱でお皿を温めつつ盛り付け。 チャーハン、完成です!
ということで、早速試食…… ベタつきが全くなく、パラッとした仕上り。しっかり火も通っています。火力が命のチャーハンですが、全く問題なく、大変おいしく仕上がりました。 さて、そうしている間に今度はお魚が焼けたようです。さっそく火の通り具合を確認…おいしそうに焼けています。
肉に厚みのある鮭でしたが、しっかりと火が通っていてジューシーな仕上がり。おまかせでこんなにおいしく焼けるなんて!とビックリです。 チャーハン、焼き魚共に、簡単&手早く、おいしくできあがりました。
IHクッキングヒーターにはこの他にも、油の温度を常に一定に保ってくれる「油温調整機能」など、便利な機能が盛りだくさん。多彩な機能で、お料理がさらに楽しくなりそうです。
オピ研「TEPCO銀座館」BBS