実は「MOW」が発売する以前は、エスキモーには「バニラアイス」の強いブランドがなかったんです。 "森永乳業らしいバニラアイスをつくりたい"ということで生まれたのが「MOW」でした。 最初の発売は2003年です。
森永乳業は乳業会社なので、上質な乳資源が豊富にあります。 このミルクをたっぷり使うことで、森永らしい、新しいタイプのバニラアイスがつくれるのではないかと考えました。 また、お客様からの声も大きなヒントを与えてくれました。 「MOW」を開発するまで、バニラアイスとは卵をたっぷり使った黄色いものだ、という固定観念が私たちの中にあったのですが、お客様にお聞きしてみたところ、ソフトクリームのようなミルクたっぷりの白いものも「バニラアイスだ」と思われていることがわかりました。
ミルクをたっぷり使った、牧場で食べるソフトクリームのようなアイスクリーム。 それが、私たちが考えた "森永乳業らしい"バニラアイスのかたちでした。
アイスクリームの開発期間は、通常、半年くらいなのですが、「MOW」は開発に二年ほどかかりました。 理想的な味を見つけるのに、ありとあらゆるソフトクリームを食べ歩きましたね。 苦労した分、思い入れのある商品です。
アイスクリームは乳成分の量によって、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの三種類に区別されており、ラクトアイス(乳固形分3%以上)→アイスミルク(乳固形分10%以上/うち乳脂肪分3%以上)→アイスクリーム(乳固形分15%以上/うち乳脂肪分8%以上) の順に乳成分が多くなっています。 100円前後の価格帯のバニラアイスは、「ラクトアイス」もしくは「アイスミルク」が中心なのですが、「MOW」は無脂乳固形分9%、乳脂肪分8%で、種類別名称は「アイスクリーム」。乳成分をふんだんに使用することで、「MOW」はコクのあるおいしさを実現しているのです。
発売当初は「アイスクリーム」ではなく、「アイスミルク」としての発売でした。 「アイスクリーム」になったのは昨年ですね。より濃厚でコクのある味わいにしようということでリニューアルしました。
発売当初もリニューアル時も、100円という値段を変えることは考えていませんでした。価格を上げればそれだけ高品質なものを作れるというのは当たり前なんですが、逆に「100円」という価格の中で可能な限り高品質なものをつくる、ということにこだわりました。 バニラアイスは量で勝負する商品が多いと思うのですが「MOW」は量ではなく「品質」で勝負しています。
ちょっとカロリーが高くなってしまうのですが、バニラ味の「MOW」に白玉小豆をかけて食べるのが好きです。 あとは穴を掘って、その中に蜂蜜やメイプルシロップを入れて食べるのとか・・。
サイトに掲載しているレシピはプロの方に考えてもらったものですが、お客様のほうからレシピやアレンジの仕方を教えてもらうこともよくありますね。 私も甘いものが大好きなのでいろいろ試しています。