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vol.58:ロッテ(2)〜「お口の恋人」 2006.03.14

ガムのパッケージでビルを包むなど、面白いキャンペーンのお話が多いですが
他にはどんなキャンペーンがありましたか?


ロッテ本社のエントランスに展示されている
「あなたの噛みたいガム 受賞ガム」
2001年に、21世紀記念ということで、「あなたの噛みたいガム募集キャンペーン」というものを行いました。
これは21週連続企画で、毎週応募者の中から一名を選び、オリジナルの手作りガムをプレゼントするというもので、当時結構な話題となりました。
最初にプレゼントしたのは、小学生の女の子が応募してくれた「お母さんのコワーイイカリを抑える味のガム」というもので、その子のお母さんが好きなマスカット味をベースに、ペパーミントを加え、気持ちをリラックスさせる緑茶成分を配合したガムを作りました。母の日に合わせ、チューインガムの研究員が、当選した女の子の家に直接届けに行ったんですよ。
また、当時内閣総理大臣に就任したばかりだった「小泉首相の気分の味のガム」というものもありました(笑)
柑橘系のベルガモットにメントールをプラスした味で、ベルガモットで新しさと爽やかさを、メントールでちょっと苦い、首相の苦労を表現しました。
パッケージには首相のお顔のイラストを入れたんですよ。
他にも、「するめいか」味や「サルビアの蜜」味、ガムの上に金粉をあしらい、七夕の流れ星をイメージしたものなど、多くの方から、楽しい応募をいただきました。

一つ一つにすごく手が込んでいるんですね。


他にも沢山の斬新なキャンペーンが企画された
上:昭和34年のニューヨーク招待キャンペーン
下:昭和36年の1000万円プレゼントキャンペーン
お客様と研究スタッフが直接コンタクトをとって、細かい希望などを聞き、希望の味を一緒に作り上げていきました。
たとえば、敬老の日におばあちゃんにあげる「あんこ」味のガムを作ってほしいという応募があったのですが、ただ単に普通の「あんこ」味のガムを作るのではなく、そのおばあちゃんが好きな「あんこの味」はどんなものなのかを詳しくリサーチして、それを再現できるよう、応募者の方と話し合いながら作っていきました。
最初の当選者のように、完成品は贈呈式という形で、毎回直接お客様に手渡ししました。
また、このキャンペーンで応募があったものの中で人気の高かった味5種類・・・ストロベリー味、パイン味、メロン味、さくらんぼ味、思い出の恋の味のガムを、5個セットで期間限定販売しました。
お客様と直接お話しながらガムを作るということで時間も手間もかかりましたが、お客様からの貴重な意見を聞くことができましたし、何より当選されたお客様やご家族の方にとても喜んでいただけたことが私たちも嬉しかったです。
また何かの機会に、このような楽しいキャンペーンを行えたらいいなぁ、と思っています。

ところで、「お口の恋人」というキャッチフレーズは、いつから使われているのですか?


2004年に数量限定で発売された
「ロッテ歌のアルバムガーナミルク」
司会の玉置宏氏のナレーションが入った
音楽CDのオマケつきだった。
よく聞かれるのですが、実は正確なところはわかっていないんですよ。
ただ、昭和33年から30余年に渡って放送された、ロッテ提供の番組「ロッテ 歌のアルバム」では、「お口の恋人ロッテの提供でお送りしました」という言葉が使われていたようですので、おそらくこの頃から使われているのではないかと思います。
この番組は、当時人気の歌手が出演し、平均視聴率も30%を超える、大変人気のある番組でした。「お口の恋人 ロッテ」というキャッチフレーズが今のように定着したのもこの番組のおかげではないかと言われています。
また、お菓子を購入していただいた方の中から抽選で番組観覧に招待するキャンペーンなども行われ、販売促進やイメージアップに非常に貢献したそうです。

世界の人々の「心の恋人」シャルロッテ
(ドイツの画家ウィルヘルム・フォン・カールバッハ
が描いたシャルロッテ像)
ちなみに、この「お口の恋人」というキャッチフレーズは、「ロッテ」の社名の由来でもある、ゲーテの小説「若きウェルテルの悩み」のヒロイン「シャルロッテ」からきているんですよ。
今も多くの人々に愛されている永遠の恋人、シャルロッテ。そんな彼女のように皆様に愛される会社になるように…との願いを込めて「ロッテ」と名づけ、そこから「お口の恋人」というキャッチフレーズへとつながっていったのです。
1998年には誕生50周年を迎え、もうすぐ60周年を目の前にしています。
これからも変わらず、皆様のお口の恋人・ロッテでいたいですね。
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