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vol.46:株式会社サトー(3)〜(株)サトーの仕事 2005.6.6

バーコードの読み取りの仕組みを聞いてきましたが、そもそもどうしてバーコードが生まれたんでしょうか。


3-1:腰につけて使用できる
小型のラベルプリンター「プチラパン」
【井口】
昔はレジで一つ一つ値段を打っていましたよね。
その時は商品数も多くなかったので、できたことですが、大量生産・大量消費の時代に移行するにつれて、アメリカでは1950年代から、
レジで清算する時に自動読み取りするなど、POSの研究が行われていました。現在のバーコードが標準化される基になったものは1970年代はじめに作られました。

その後も色々な種類のバーコードが生まれているのですが、今日本のお店などで見かけるのはPOS(販売時点情報管理)システムと連動したJANコードと呼ばれるものです。このJANコードは13桁で、最初の2桁は国を、次の7桁は会社、3桁はその会社の商品コード、最後の1桁がチェックの数字となっています。以前は5桁くらいだったんですが、バーコードを利用する会社が増えたり、扱う情報量が増えるに従って現在のように桁数が増えました。

食品業界用のプリンター+
【井口】
小型のバーコードプリンターを使うと、手書きで値段を修正しなくても済んだり、その場でプリントして貼るので貼り間違えも少なくなったりと作業効率がぐっと上がります。
こうした技術は倉庫での検品・出荷などにも役立っています。

他には商品にラベルを貼る機械やポイントカードを印字する機械なども作っています。そんなところでみなさんの生活のお役に立っています。

どうしてバーコード関連商品やラベルを作るようになったんですか?


上:ハンドラベラー
使っているところを見たり、実際に使ったことのある人も多いのでは?
2-3:張り合わされたシールの二枚目に、
ICチップが隠れている。
【井口】
(株)サトーは元々竹やラタン・ヤシの加工機械を作る会社だったのですが、1962年に発明好きの創業者が世界ではじめて『ハンドラベラー』を作り、販売をはじめました。これはスーパーなどで値段シールを貼る機械です。
その後、さらに便利に値段を読み取れるようにとバーコードの機械を扱うようになったんです。最近ではさらに進んだ「自動認識システム(※)」の形態として二次元コードやICタグなども扱っています。

自動認識システム・・・人間を介さず、ハード、ソフトを含む機器により自動的にバーコード、磁気カード、RFID(ICタグなど)などのデータを取込み、内容を認識すること。

「ハンドラベラー」を最初に作った会社だったとは、すごいですね。



3-3:上:お店のポイントカードなどに使われるMCカード
下:MCカードリーダー 印刷もできる
【井口】
以後、「印字する」「貼り付ける」といったノウハウを長年培ってきたと自負しております。一概に「ラベルを貼る」といっても直線に貼る、球面に貼る、日に当たる箇所、だとか…バーコードを張る対象物とバーコードラベルの相性があって様々な条件によって無数に組み合わせがあるので難しいのです。また、お客さまの扱う情報量に応じてバーコードの桁数や2次元コードの面積を変えたり、さらに情報の性質によってはICタグを使うなどの提案をしています。
(株)サトーではお客さまの運用や現場の状況を伺って最適な「自動認識システム」を導入して、時間や資源、労力などの面で、作業の正確性と効率化に役立つようにと考えています。
こうしたことはどれだけ現場を知っているかということが重要になるのですが、サトーでは製造・保守・顧客サービスとトータルで展開しているのでその部分は強いですよ。
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