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vol.45:モスバーガー(2) 2005.5.12

『匠味』はお値段と販売個数限定ということにみなさんびっくりしますよね。これにはどんな理由があるのでしょうか?

・高価格バーガーは一日に制限個数があるみたいなんですがどうしてですか?(30代 女性)
・匠味シリーズは、なかなかの評判ですが、どうして、あんなに高いのですか?(30代 女性)
……『匠味』の価格や限定販売について:7
『匠味』調理中
厨房にて、『匠味』を調理しているところ
厚いお肉を使用しているために、長時間蒸し焼きにしなければならない。
【松田】
それにはまず、素材のこだわりからお答えします。 
普通ハンバーグはミンチ肉を使っているので、いろいろな部位のお肉を使うことができますが素材にこだわっている『匠味』ではオーストラリア産の肉の中でも「腕肉」という部位に限定しています。そのため全国1500店で1日中売れるほど原料を確保できないんです。この原料の確保の理由が一つ。

2つめには、作るのに非常に手間がかかるということがあります。
大きく厚いお肉を使っているため、中まで火を通すのに6分以上蒸し焼きにしなければなりません。そのため注文をいただいてからご提供するまでに最低でも10分以上いただかなくてはなりません。その際お肉を焼く機械を塞いでしまい、他の商品を注文したお客さまもお待たせしてしまいますからお客さまの多いお昼のランチタイムを外した時間帯に限定数をお出ししているんです。

【知念】
この『匠味』はジューシー感や脂の美味しさを出すためにお店でスタッフが塩コショウを振って蒸し焼きにします。
ですから塩加減、焼き加減、他にも美味しいたまねぎの炒め方、価格に合った盛り付け法など特別な技術が必要なので『匠味』を作れるのは本部の担当が指導して認定を受けたスタッフだけです。
この『匠味』には作った人の名刺を添えてお出ししますから、嘘はつけません。

【松田】
価格についてですが、『匠味』に限らずモスバーガーでは、商品の基本を品質とおいしさとしていて「おいしいものを作って、これがいくらだったら買っていただけるか?」という発想で値段を決めています。
「この価格で売りたいから原価はいくら」という考え方ではありません。

『モスの野菜』が生まれる畑
モスバーガーで使われる『モスの野菜』を
作っている農家さんの畑。
【松田】
今回は大きさも大きいですし、贅沢なものを作ったのでこのお値段になりました。
『匠味』は税込で610円ですが、『モスバーガー』は300円ですからおよそ2倍の値段です。発売するまでお客さまに買っていただけるかドキドキしていましたが、特に広告をしなかったにも関わらず、価格帯と品質が話題になって行列ができたり、整理券が出たりしたこともありました。
一度食べた方からは「おいしい」と言っていただいたり、リピーターになったりしていただきました。

最初に『匠味』の話を聞いたとき、どう思いましたか?

『匠味』製造責任者カード
『匠味』を買うともらえる「製造責任者カード」
【知念】
そんなこと言っても、と思いました。(笑)
"つもり"ではいけないんですが、それまでもおいしいものを作ってきたつもりだったんです。ですから『匠味』を発売することで、今までの商品を否定することにならないかと思いました。
商品自体にはとても自信があったのですが、今までの商品を否定するのでは、と思うと発売には自信がありませんでした。でも『匠味』を発売することはモスバーガーのブランドイメージを向上させることにつながりますし、『匠味』を作れるモスバーガーが作るから他のハンバーガーもおいしい、と多くの方に支持していただけたのでほっとしました。

こんな質問も来ているのですが、実際のところどうなのでしょうか?

匠味バーガーって、各10食限定として販売されてますが、店内で観察してると、
明らかに10食以上販売していると思います。限定って本当?(40代 男性)
※店舗によって限定数は異なります。
【松田】
こういった場合はお客さま第一主義に立ったお店として対応しています。
「1日あたり限定10食」としていても、10人目のお客さまが2人連れでいらっしゃってお二方とも食べたいという場合には「おひとり分ですから、ジャンケンで決めてください」とは言えません。
ですから翌日分の原料などで調整できる場合には10組目のお客さまということでお出しする店舗もあるようです。
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