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vol.43:カルピス(1) 2005.4.12

子供の頃によく飲んだカルピスが牛乳から出来ていることはご存知ですよね?でも、同じく牛乳から出来るバターをカルピスが作っているって知っている人はどのぐらいいるでしょうか?

今日は、知る人ぞ知る幻のバター"カルピス(株)特撰バター"と新商品のお話を伺いにカルピス株式会社さんにお邪魔しました。
お話をしてくださったのは、このお二人です。
チルド乳品事業部  小林さん(上)
広報部 上山さん(下)

"幻のバター" カルピス(株)特撰バターの誕生のきっかけと生い立ちを教えて下さい。

【小林】カルピスを作る際には牛乳を脱脂乳と乳脂肪に分離します。
カルピスは脱脂乳を利用して作りますが、残りの乳脂肪でバターを製造するので、創業当時からカルピスとバターを同時に製造してきました。
発売当初は、レストランなどの業務ルートのみに販売していましてフランス帰りのシェフなどの間で、「フランスのバターに一番近い」と評判をいただいておりました。
カルピス((株)特撰バター
幻のバター「カルピス(株)特撰バター」(左・有塩/右・食塩不使用)
小林さん
【小林】昭和48年に、高島屋さんの腕利きバイヤーの目にとまり「名品市」への出品を打診されました。
この「名品市」への出品がお客様に大変好評で、他の小売店さんでも
取り扱いたいとのご要望をいただくようになり、ご家庭でもご利用いただけるようになっていきました。
ただ、カルピス40本につきバター1個という生産ペースに合わせなくてはいけなかったため、当時は限られた小売店さんにしかお届けすることができなかったのです。

現在は、製造方法を工夫し生産量も増やしているため、以前より皆様にお買い求めやすくなっているとは思いますが、有名なシェフが好んで使っているという口コミと相まって、"幻のバター"という評判を頂いております。

カルピス(株)特撰バターと他のバターは、どのような点が一番違うのでしょうか?

【小林】もちろん「おいしい」のですが、どのように「おいしい」のかを明らかにするため某香料会社のワインティスターの方6名に、カルピス(株)特撰バターを口にした感想を採点してもらいました。
バターにとって大事な要素となる「色の白さ」「甘味」「苦味のなさ」「こく味」「味わい」「まろやかさ」「クリーミー感」「軽やかさ」などの評価基準に対して、まんべんなく良い評価をいただきました。

評価項目に「色の白さ」があるのはなぜですか?

剥いた食塩不使用バター
食塩不使用バターを剥いた様子。本当に白い!
【小林】牛乳の色の成分は、牛が食べる餌の色素で決まります。
北海道などの大草原で飼育されている牛の牛乳の場合、バターを作る過程で脂肪分が80%まで濃縮されていくと、この色素が黄色みとして
でてしまうのです。

清潔感や高級感を与える「色の白さ」というのは、料理の色を壊さないといった意味でバターにとって大事な要素と考えます。女性は、特に「白さ」を求める傾向にありますね。

原材料である牛乳の産地は「色の白さ」という点で重要なのですね。
ところで、カルピス(株)特撰バターは、どこでとれた牛乳を原材料にしているのですか?

【小林】
岡山県、群馬県、岩手県で育った牛の牛乳を使用しています。それぞれ工場のある土地の地元産の牛乳になります。
このあたりは、大草原がないので白い牛乳を原料とすることが出来ます。

私たちは、ただ牛乳を買ってきて結果としてバターができてしまったということではなく絶対においしいバターを作りたい、という強い信念をもってバターを作っています。そのために、大げさなぐらいに製法にもこだわりをもっています。
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