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vol.30:モンテール(3)〜商品へのこだわり 2004.10.26

チルドのお菓子にこだわったのはなぜですか。

モンテール
【元持】モンテールは昭和29年に「鈴木製菓」として創業し、その後1975年に「モンテール」と社名を変えカステラやバウムクーヘンなど、常温で保存できるお菓子を作っていました。

次第によりおいしいものを届けたいと考えるようになり1991年から生クリームなどを使ったチルド洋菓子を始めました。当時、こうしたチルド製品は街のケーキ屋さんでしか食べられなかったのですが、気軽により多くの人に食べていただこうとコンビニやスーパーで発売するようにしました。コンビニなどで初めてシュークリームを発売したのはモンテールなんですよ。

今ではコンビニでデザートを買えるのは当たり前になりましたが、モンテールさんのおかげだったんですか!

小さな洋菓子店ありす庵
モンテールのオリジナルブランド。
洋菓子を扱う「小さな洋菓子店」
和菓子を扱う「ありす庵」
【元持】はい。
ですからモンテールはチルド菓子のリーディングカンパニーだと自負しています。モンテールではPB商品(※)は取り扱っておらず、すべてがオリジナルブランドです。というのもPB商品では、お客さまの声を商品に反映させたり、商品を流通するのに時間がかかってしまいます。
ですから自分達のこだわりを形にするにはオリジナル商品が適しているのです。 ※ PB商品…プライベートブランド。スーパーなど小売業者が独自に開発し、製造を他社に依頼したもの。小売業者のブランド名をつける。

他にもこだわっていることはありますか?

ミルクプラントモンテール社自慢のカスタードを作る銅釜
ミルクプラント(左)と、カスタードを作る銅釜(右)
【元持】「味」と「安全」にこだわっています。私たちは、お客さまによりおいしいものを召し上がっていただきたいと思っています。そのためにどうしたら良いか?を考えると素材が大切になってきます。
ではよりおいしい素材とは?と考えると新鮮な素材が必要になります。
そこで牧場の近くにミルクプラントや工場を建て、お菓子の原料を生産しています。この卵と牛乳を使ってカスタードも自社生産しているんですよ。

今ではコンビニでデザートを買えるのは当たり前になりましたが、モンテールさんのおかげだったんですか!

はるかに厳しい!モンテールの自主基準
【元持】また、おいしいと感じていただくには安全・安心も必要です。
添加物をなるべく使わないようにしたり、品質保証の国際基準ISO9001(※1)や、食品衛生管理のHACCP(※2)を取得したりしています。
例えば、生クリームにフルーツを載せたデザートがありますよね。私たちもおいしさを考えると生クリームと生フルーツを一緒に乗せたいのです。
でも生クリームと生フルーツを 一緒にすると菌が発生しやすく、法律の衛生基準はクリアできても、厳しい自社基準をクリアすることができません。いずれは生クリームと生フルーツを一緒に使えるようにしたいと思っているのですが、現在は自社基準に達しないので一緒に使うのを控えています。


※1:ISO9001…品質管理及び品質保証に関する国際規格。ISO9001は、品質マネジメントシステムの要求事項を規定している。

※2:HACCP(ハセップ)… アメリカ航空宇宙局(NASA)で開発された食品の安全・衛生管理システム。原材料の調達から加工、さらには人の口に入るまでの全行程において微生物汚染や異物混入などの危害・危険性を明確にし、それを防止するための管理点や方法を確認(HA:危機分析)し、重点的に監視(CCP:重要管理点)および記録するもの。

作る側としては大変だと思いますが、食べる側としては安心ですね。

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