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vol.29:ダスキン(3)【モップ】 〜モップについて 2004.9.28

ダスキンの商品といえば「モップ」を思い浮かべる方も多いでしょう。

レンタルの人気商品「モップ」について開発研究所 商品研究開発部 モップ商品開発室 室長
角南 雅清さんにお話を伺いました。

角南さん

ではモップについてお聞きしたいと思います。実は私の実家でもダスキンさんのモップを使っているんです。

ハンディモップSスーパーHDハンディ(右)
ハンディモップS(左)とスーパーHDハンディ(右)
【角南】ありがとうございます。
ダスキンは昭和38年に創業し、モップはマットや浄水器、換気扇のフィルターなどの多くの商品の中でも家庭用レンタルでは一番使われている商品です。
昔は濡れ雑巾、ホウキで行っていた掃除をダスキンモップなら水を使わず、ホコリを巻き上げることなくホコリを取ることができます。
というのもダスキンのモップには特殊な加工をした吸着剤が付いていて、この吸着剤の「濡れ現象」がホコリを吸着させるのです。
ですから大きなゴミを取るというよりも綿ボコリや土砂ボコリなどの小さな汚れを得意としています。

ダスキンのモップで細かいホコリをよく取るコツは軽く使うことです。強くこするとホコリが飛んでしまったり、吸着剤がフローリングなどに付いてしまいます。

ホコリをよく取りたいからといって強くこすらないほうが良いんですね。ところで、ホコリってどのように発生するんですか?

【角南】 常に空中に浮遊しているカビの胞子やダニの死骸・ふんもありますが大きく分けて外部から進入するものと家庭内で発生するものがあります。
外部から進入するものには、土砂ボコリ、花粉、排気ガス、煙、昆虫の死骸やふんなどがあります。家庭内で発生するものは「ハウスダスト」と呼ばれ、服や布団の綿ボコリ、食品のくず、髪の毛、ペットの抜け毛があります。

アトピー性皮膚炎や気管支喘息の原因となるダニのふんや死骸、花粉症を発症させる花粉、食中毒の原因となるカビなど最近ではホコリが原因となって健康を害することが問題になっています。こうしたホコリをダスキンのモップで除去することで健康的な暮らし作りができるんですよ。

モップを使うことで見た目が綺麗になるだけではなくて、健康な暮らしにも役立つんですね。

綿ぼこり(10g)と土砂ぼこり(10g) 同じ重さでもこれだけ体積が違う。
左:綿ボコリ(1g)と 右:土砂ボコリ(1g)。
同じ重さでもこれだけ体積が違う。
【角南】 ダスキンの研究所では昭和48年(1973年)から、定期的に全国から各家庭のホコリを集めてどんなものが何%ふくまれているかといった調査をしています。面白いことに最近ではホコリの傾向が変わってきたんですよ。昔は窓を開けっ放しで、道路も今ほど舗装されていなかったので土砂ボコリの比率がとても高かったのですが、次第にエアコンが普及して窓をあまり開けなくなったり、道路が舗装されたりしたのでどんどん土砂ボコリの比率が減って、綿ボコリの比率が増えてきています。
比率的には土砂ボコリの方が多いのですが、同じ重さでも体積は綿ボコリの方が大きいのでとても目につくと思います。

そうなんですか。ではモップも時代の流れに沿って変えているのでしょうか。

綿ボコリをキャッチしやすいナイロン製のモップ
綿ボコリをキャッチしやすいナイロン製のモップ
【角南】はい、昔は土砂ボコリが多かったので、それに対応するモップでした。
しかし綿ボコリの比率が高くなってきた頃、お客様から「ダスキンさんのモップ、最近ホコリがとれにくくなったわ」というクレームをいただきました。綿ボコリはふわっとしているので、土砂に適した綿製の以前のモップでは動かす時に綿ボコリが落ちるときがあるのです。そこでモップのケバ立ちでひっかけることにより、綿ボコリが取りやすいナイロン製のモップを開発しました。吸着剤をつけているので、もちろん土砂ボコリもとれるのですが、綿ボコリに特化したモップです。

ダスキンでは4週間のサイクルでレンタルをしているのですが、レンタルして返す時により汚れがとれた実感がわくように、汚れが目立つ色にしています。黒く汚れる土砂ボコリに適したモップは黄色、綿ボコリが良く目立つのは紫色のモップです。

そんなところにも工夫があったんですね。他にも何かこだわりはありますか。

【前田】 4週間同じモップをお使いいただくので、雑菌が繁殖しないように吸着剤に防カビ、抗カビ剤を含ませ、清潔・衛生的な状態の持続効果にも気を配っています。
しばしばお客様相談室に「ハイハイをしている赤ちゃんがモップをなめてしまったのですが大丈夫ですか?」
と相談が寄せられるのですが、モップに使用している吸着剤は安全を第一に、人体に影響を及ぼさない薬品を採用していますので、安心してお使いいただけます。
また、より信頼を高めるために社外の第三者機関に依頼して、実験を行っています。
性能も大事ですが、安全が一番大事だと考えています。

調査やお客さまの声をきいてモップを改良しているんですね。

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