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vol.25:ASIENCE(2) 〜開発について 2004.7.22

開発の中で、うまくいったこと、苦労したことはどんなことでしょうか。

中身は比較的順調にできたと思います。花王では長年生薬の研究をしていたり、欧米やアジアでもヘアケア事業を展開しているので各国の毛髪を研究しています。そこでの知見をASIENCEにうまく生かすことができ、発売前の調査でも中身について好評なご意見をいただきました。
実は開発中に私たちスタッフも使ってみて「これはいいかもしれない」と思っていました(笑)。発売後も好評を得ていて、トリートメントに関しては今No.1のブランドになりました。
美を予感させる凛とした花果実の香り。
美を予感させる凛とした花果実の香り。
一方香りやパッケージにはかなり苦労しました。
今までのシャンプーは爽やかな香り、お風呂に入ってすがすがしい香りが多いと思います。ASIENCEでは「アジアンビューティ」という女性像を提案しているので、好きな香りなのだけど、特長のあるものができないかと模索しました。癖をつけてしまうとちょっと臭く感じられてしまったり なかなか好きと思ってもらえなかったりするので調整には手がかかりました。最終的にはフロリエンタルというちょっと変わった香調を選んで「花果実の香り」にしたのですが、かなり時間かかり、発売直前までどうしようと悩みました。

発売してみると、この香りを「すごく好き」だといってくださる方が多かったのですが、「お花の香り」に感じる方もいれば、「ライチの香りがする」と感じる方もいて意外な感じ方にびっくりしました。 

非常にアジアっぽい香りで個性的ですね。そしてパッケージも金色であったり、形もユニークですね。

ASIENCE(シャンプー・コンディショナー・トリートメント)
ASIENCE(シャンプー・コンディショナー・トリートメント)
パッケージのこの形は蓮の花や女性が凛と立っている立ち姿をイメージしています。シャンプー・コンディショナーのフタはちょっと右上がりになっているのですが、この形を工場で大量生産できるようにするのが非常に大変で、商品開発の担当が工場を走り回っていました。

また、パッケージの金色は内面の輝きをイメージをしています。金に赤を組み合わせたのは東洋で伝統的によく使われているからです。
実はこの金色の輝きをプラスチック製品で出すのはなかなか難しいことでした。化粧品のように金属やガラスを使った容器でしたら簡単に金色の光沢を出せると思うのですがプラスチックでは安っぽくなってしまったり、いかがわしくなってしまうこともありました。首をかしげたくなるような試作品がいくつもできてしまい、誰にも見せずにしまったものがいくつもあります(笑)。特にこのコンディショナーの表面に光沢を出すのは難しくて「発売できるのか?」というくらい発売ぎりぎりまで調整を加えていました。

開発では随分苦労なさったようですが、発売してみてお客さまの反応はいかがですか。

発売したところ、大変好評を得ることができました。
過去30年間、新しく発売されたシャンプーが売上ベスト3に入ることは無かったのですが、ASIENCEはベスト3に入ることができました。 
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