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vol.21:カルビー(4)2004.06.03
オピバイヤー「1才からのかっぱえびせん」
 
−−カルビーさん全体の事を聞いていきたいと思います。
   『えびせん』のほかには『ポテトチップス』や『じゃがりこ』がありますよね。
   このような商品のラインナップはどのように生まれたんですか?

かっぱあられ
かっぱあられ
日本の伝統的なお菓子に煎餅・あられってありますよね。
これを戦後のお米が少ない時代に、お米の代わりに小麦でも作れるのでは?と考えて
1954年に小麦であられを作るようになりました。
このあられを『かっぱあられ』というブランドで発売したのが始まりです。
このかっぱシリーズの最後の商品が『かっぱえびせん』です。
ですから『えびせん』には
今でも"かっぱ"という言葉が残っているんです。

この『かっぱえびせん』が次第に全国的になってきて、
1975年にはアメリカの展示会に出品することにしました。
その展示会に参加した際、去年亡くなった創業者の松尾孝が
「この国ではたいへん多くのポテトチップスが消費されている」と気付き、
日本でも将来アメリカのように多くのポテトチップスが売れるであろうと予測しました。
それから『ポテトチップス』を発売するようになったんです。
  
港
当時、北海道のじゃがいもはでんぷんを取るための
加工用にしか考えられていなくて、
生食用も数が知れていました。
ポテトチップスはあまり活用されていないじゃがいもを
加工食品にすることでたくさん利用したんです。
このようにカルビーは
"利用されていない資源を活用する"ということが
得意です。
『かっぱえびせん』も同じで、瀬戸内海で網にかかる小海老を
なんとか活用できないかと考え加工して成功したんです。
−−なるほど。

素材といえば、『えびせん』は海老をそのまま加工していて、
『ポテトチップス』も生のじゃがいもをスライスして油で揚げて塩をかけたシンプルで素材に近いものです。
『じゃがりこ』も素材の味を活かしています。
ですから原料にとてもこだわっています。
海老も『えびせん』を作るために捕って頂いていますし、
じゃがいももポテトチップスになったときに一番美味しくなる品種を契約農家さんに栽培してもらっています。
実は特においしいじゃがいもが収穫できる地域や、
作り方の上手な生産者さんまでわかっているんですよ。
こうして収穫されたじゃがいもを低温貯蔵庫で翌年春まで保管してポテトチップスを作っています。
  
ちなみに新じゃがは特においしいので6月下旬には『夏ポテト』を発売したり
9月からはプレミアムチップスの『ア・ラ・ポテト』を季節限定で発売したりします。
夏ポテト(うすしお味・さっぱり梅味)ア・ラ・ポテト(うすしお味・まろやかバター)じゃがりこ(サラダ)
左:夏ポテト(うすしお味、さっぱり梅味 6月下旬発売)
右:ア・ラ・ポテト(パッケージは去年のもの)
じゃがりこ
(サラダ)
−−素材と製法に真面目に取り組んでいることがロングセラーに繋がっているのかもしれませんね。

そうですね。
あとはお客さまの声です。
ありがたいことに熱心なお客様が多いんです。
もし商品を嫌いだったら黙って離れていってしまうお客様も多いかと思うのですが、
我々の場合、どういうわけか「おいしくなかった」「こんなはずじゃなかった」とか
「前のほうが美味しかった」とか伝えてくださるんです。
ですからお客さまの声が
原点に立ち返って 「何がいけなかったのか」とか「もっと良くしていくにはどうすればいいか」と考える
きっかけになっているんですよ。
−−そうですか。
   ではそんな商品の中で今イキオイのある商品は何ですか?







40年前の発売当初のかっぱえびせん
40年前の
発売当初の
かっぱえびせん
やっぱりこれ『1才からのかっぱえびせん』でしょうね。
現代は少子化だと言われるんですが、
子供が少なくなった分一人の子供にしてあげることが多くなったのかもしれません。
だからお菓子も選んであげたいし、洋服など身の回りのことも
なるべくいい環境を整えてあげたいというお母さんが増えているのではないでしょうか。
子供にあげるのものは何でもいいというわけにはいかないですし。
そういう環境の中でこういう商品が受け入れられているのかなと思います。


私も小さい子供がいるので気になるんですよね。
『1才からのかっぱえびせん』を開発していたときに、
自分の子供がちょうど1才前だったので
自分の子供に(1才からのかっぱえびせんを)食べさせながら
「これダメだな」「これ食べてるぞ」と開発していた部分もありましたね。
もちろん自分のために作っていたわけではないのですが、
(コンセプトに)共感できる部分がたくさんありました。

普通の『えびせん』も親子、家族というシーンをターゲットにしているのですが、
家族みんなの団欒の場に私たちの商品が貢献できるのはとても嬉しいですよね。

−− 今日はお菓子作りへのこだわりをたくさん聞かせてくださってありがとうございました。
    これからもおいしいお菓子をお願いします!
 
 



vol.22 アキレス
 
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