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vol.21:カルビー(3)2004.06.01
オピバイヤー「1才からのかっぱえびせん」
 
−−『かっぱえびせん』が40年間続くロングセラーになった理由は何だと思いますか。

僕も『えびせん』を担当してまだ2年くらいしか経っていないので
偉そうなことは言えませんが
やっぱり「やめられない とまらない」味だと思います。
通常、お菓子を食べなくなる場合、
「中身が飽きた」とか「嫌いになった」ということで
その商品から離れていきます。
ですが『えびせん』の場合は、最近食べていない人に
調査会場で試食をしていただくと「やっぱりおいしい」とおっしゃるんですよ。
つまり他の新製品が発売されると気持ちが新製品に向いて、
いつも食べられる『えびせん』から遠ざかるんです。
「中身が飽きた」「味が嫌い」という理由で
『えびせん』から離れるわけではないんです。
これが『えびせん』が40年間売りつづけられている理由だと思います。

−−味自体は昔から変わらないんですか。





基本的には変わってないですね。

小麦へのこだわりもさることながら海老も獲ったその場で冷凍しています。
いい材料で基本を外さず、油断せずちゃんと作る、
そんな努力を日々しているんです。
こうしたこともロングセラーの理由だと思います。






本当に真面目に作っています。
私もえびせんグループに行くまで知らなかったのでびっくりしています。
獲れたての海老をその場で冷凍して、それを工場で海老を丸ごとミンチにして、
小麦粉と練りこんで生地を作ります。
生の海老をちゃんと使っているんですよ。
チェックが終わったえびは、同じ重さになるようにトレーに分けて、マイナス30度以下に急速冷凍する。獲れたての海老が港に戻って冷凍されるまでの時間は約4時間。
チェックが終わったえびは、同じ重さになるようにトレーに分けて、マイナス30度以下に急速冷凍する。獲れたての海老が港に戻って冷凍されるまでの時間は約4時間。

40年前の発売当初は茹でた海老を入れるという実験もしたようです。
でも海老の風味が生きなかったので、
やっぱり生で練り込むことにしました。
当時は冷凍技術も
そんなに進んでいない時代だったので
資材の調達なども大変だったと思います。
でもおいしさのために
手間をおしまなかったんですね。
今も
その伝統を守っているんです。
−−(エキスや粉末ではなく)生の海老がちゃんと入っているんですね。
   今「海老を丸ごとミンチにする」とおっしゃっていましたが、殻も入っているんですか?














殻も全部ミンチにしています。

ですから、『えびせん』も『1才からのかっぱえびせん』も
"海老風味"ではなく"海老の味"です。
おいしい海老を使って余計なものを加えずに『えびせん』を作る。
一部の商品には砂糖と調味料が入っていますが、
基本的には小麦粉と海老と塩、このシンプルな材料です。
こうして真面目に作っていることも支持されているのかもしれません。

もちろんこの素材を活かした味自体も魅力でしょうね。
幸いなことに日本では大変多くの人々が海老をお好きでいらっしゃいます。
そしてこの独特の独特のサクサクした食感なども良かったと思います。


私は『えびせんカンパニー』に来る前は、
社内の色々なブランドを調査している調査部門にいました。
そこで調査をしていて『えびせん』ブランドがやっぱり面白かったんです。
ですから社内公募で『えびせんカンパニー』に異動しました。

『えびせん』ブランドはスナック菓子の中でも
安心感や安全感がとても強いブランドです。
『えびせん』を小さい頃に買ってもらったお子さんが
今では30代になってお母さんになる。
そしてそのお母さんが、自分達の子供に買ってあげる。
40年の歴史ってそういうもので、すごい信頼感があるんですね。
その信頼感を生かすことで、
色々な可能性があるんじゃないかと(社内公募の)面接の時に言いました。
例えば小さなお子さんに食べていただくとか。
−−アツいですね。
   そしてその思いが実現したのはまさにこれ『1才からのかっぱえびせん』ですね。

『1才からの〜』もそうですし、
これからもっともっと色々な人たちに向けた提案をしたいと思っています。
−−『えびせんカンパニー』にきて、特徴的だと思ったことはありますか?















先ほどもお話しましたが、本当にきちんと作ってるんだなということと
ファンレターが多いということですね。

宮倉が(第1回で)言ったように、
『1才からのかっぱえびせん』は口に入れると溶けるんです。
ですから歯のない赤ちゃんやお年寄りにも召し上がっていただけるんです。
中でも印象的だったのは、
身体に障害のあるお子さんがいらっしゃって、10歳なんだけどよく噛めない。
だけどこれ(『1才からの〜』)は口で溶けて食べられるから大好物なんですよって
お母様からお手紙を頂いたことです。
そんなことでお役に立てるのはとても嬉しいなと思いましたね。


他にも、1歳くらいになってもミルクから離れられなくて食事ができなかったお子さんが
『1才からの〜』を初めて食べてくれたというメールを頂いたこともあります。
そういうことって、なかなかないですよね。
担当していてよかったなという出来事が『えびせん』では多いです。

そうですね。そういう感動的なことが多いですね。
−−素敵な話ですね。
   今後は『えびせん』をどのように広げていこうとお考えですか?

次は年齢が上の方を考えていこうと思っています。
今でも50〜60代の方にも『えびせん』を食べていただけてはいるのですが、
頻度がぐっと下がります。
これからは『えびせん』を一生付き合っていただける
ブランドにしていきたいなと思っています。
えびせんができるまで
 



vol.21 カルビー(4)
 
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