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vol.20:日本緑茶センター(3) 2004.05.18

日本緑茶センターさんは『クレイジーソルト』だけでなく、お茶も扱っていますよね。
オピバイヤーにも投稿された『ポンパドール』というお茶について教えてください。

ローズヒップとフルーツティのブレンドティ
【北島】輸入を始めた1969年頃には『クレイジーソルト』以外に輸入の塩はありませんでした。その後、数種類外国の塩が輸入されるようになりましたが、1997年まで塩は専売制度で販売されていましたから『クレイジーソルト』は珍しい存在でしたね。

輸入し始めたころには、店頭スタッフの人件費で赤字が出てもとにかくみなさんに試食してもらおうと、ひたすら店頭で試食プロモーションをしました。 そうした店頭でのキャンペーンをしていると、
「『クレイジーソルト』って何だ?
  これを食べると頭がおかしくなる(=crazy)のか?」
と冗談半分でおっしゃるお客さまもいらっしゃいました。
今となるとこの『クレイジーソルト』=「頭がおかしくなる塩」?という
話題性やインパクトのあるネーミングがよかったんだと思います。

さらにその後、N.Y.ブロードウェイで「クレイジーフォーユー」というミュージカルが大ヒットして日本でも上演されていましたよね。あれは「あなたに夢中」という意味です。こうしたミュージカルの影響もあって"クレイジー=夢中になる"という意味が次第に浸透してきました。これも良かったと思っています。

あ、いい香りがします。ちょっと甘酸っぱくておいしいですね〜。

ポンパドールのラック。ちょっとしたカフェ風で可愛らしい。
【北島】それはよかったです。これはドイツのハーブティメーカー『ポンパドール』のお茶です。134年の歴史があって、現在60カ国以上の国で親しまれているんですよ。当社では創業の1969年から扱っています。今では15アイテムを扱っていますが、最初はハイビスカス、ペパーミント、カモミール、ローズヒップの4アイテムでした。
当時、“カモミール”は全く無名だったため「野菊の花のお茶」として発売していました。ハイビスカスが圧倒的に売れていて、次いでローズヒップ、ペパーミント、カモミールの順で売れていました。今は逆転してカモミール、ペパーミント、ローズヒップ、ハイビスカスという順で売れています。なぜだと思いますか?

うーん、見当もつきません…

【北島】1969年、発売当時の日本は今とは違って貧しくて、欧米の人々から「エコノミックアニマル」と言われるほど日本人はめちゃくちゃに働いていました。ですから3時にお茶を飲むにしても、とても疲れているから酸っぱいものやしょっぱいものが必要だったのです。だからハイビスカスやローズヒップなど酸っぱい味のお茶が売れたのでした。今では日本人も生活水準が上がったので、飲むお茶そのものが酸っぱくなくなったり、また甘いものに合うカモミールやペパーミントがよく売れているのだと思います。

お茶からそんな時代背景が読めるんですね。

POMPADOUR 6アソートハーブティ
6種類のハーブティが楽しめる6アソートハーブティ
【北島】そうですね。発売当時は「ハーブ」という言葉がありませんでした。『ポンパドール』のハーブティを輸入したのが日本のハーブの始まりです。

でも「ハーブ」という言葉を全面的に押し出してしまうと健康食のようなイメージになってしまい、場合によっては一時のブームになりかねません。ですからおしゃれな20〜30代の女性をターゲットにして「ハーブティ」とは言わずに「フラワーティ」で"花を飲もう"と提案していきました。その結果、薬局など流通が限られることなく、広いマーケットで商品を扱えるようになりました。あれから30年以上経ち、当時20代だった方は50代、30代だった方は60代になって随分ターゲットが広がりました。

『クレイジーソルト』にしても『ポンパドール』の『フラワーティ』というジャンルの名前にしてもネーミングが本当に大事だと思います。

ネーミングの工夫が30年の人気につながったのでしょうね。さて最終回はおいしいハーブティの淹れ方を教わります。

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