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vol.15:ハウス食品(3) 2004.03.09
オピモニ「カレーパートナー」
オピバイヤー
「黒豆ココア」
「ウコンを贅沢に使った舞茸のビーフカレー」
 
―カレーから始まったハウス食品さんですが、
 『とんがりコーン』、『フルーチェ』などカレー以外にもロングセラーを持つなど 
 様々な商品を手がけていらっしゃいますよね。
 カレー以外の商品を始めた目的は何でしょうか。
やはりカレーだけだと食べていただく回数や場面が限定されてしまいます。
そこでメーカーとして製品のラインナップに広がりを持たせるため、
またお客さまの食に対する様々なご要望にお応えするために
現在はカレー以外の製品も沢山販売しています。

昭和51年から発売されている『フルーチェ』は
牛乳が苦手な方でも「これだったら食べられる」とおっしゃる方がいて
非常に人気がある製品です。
ロングセラー製品といえますね。
毎年2月くらいにその時のフルーツのトレンドを考慮した新しい味を新発売しています。
ちなみに今年の2月9日からは『フルーチェ ミックスベリー』を発売しました。
フルーチェ イチゴ味
フルーチェ(イチゴ味)
『とんがりコーン』もロングセラーですね。
一般的にスナック菓子は味が濃い目ですが
『とんがりコーン』は小さいお子さんがいるお母さんに安心して買っていただけるように
味の濃さを比較的控えめにしています。
そういったことがロングセラーの秘密ではないかなと思っています。
自分が子供のときから食べていて安心感がある、
変わらないおいしさがご好評をいただいています。
―他にも何かロングセラー商品はありますか?
昭和58年に発売しました『六甲のおいしい水』です。
『六甲のおいしい水』というブランドは知っていても
カレーのハウス食品が発売しているということを認識されてご購入される方は少ないかもしれませんね。
六甲のおいしい水
六甲のおいしい水

これは現在の社長が開発を担当していたときに
当時の社長の「食の一番の基本である水の開発を」という指示を受けて
昔から良水の地である六甲の水の製品化に至ったものです。

この『六甲のおいしい水』は
六甲山系といわれる花崗岩を非常に長い時間かけて
浸透してきた地下水を原料にしています。
そしてそれをミネラル分はそのままに、非常にきめの細かいフィルターで濾過をして
無菌状態でパッキングしたものです。
その水を全国に輸送しています。

―『六甲のおいしい水』!知っています!
 シンプルな水にもこだわりがあったんですね。
 それではロングセラーとは逆に最近の商品開発の方針はどんなものですか?
97年から『ピュアイン』というシリーズを出しています。
お客さまが食品を選択する時には
"おいしい"という基本的なことに加えて
"同じ食べるものなら自分の体にメリットがあるものを選びたい"という
食のトレンドがあると思うんです。
そこで
 「ちょっとお菓子などを食べるとき、 例えばビタミンやコラーゲンが入っていて
  美容や健康にいいものを食べたい」というようなご要望にお答えして
20代の女性向けに『ピュアイン』を発売するようになりました。
PURE-IN(ブルーベリーのソフトクッキー)
PURE-IN(ブルーベリーのソフトクッキー)
中だけでなく、クッキー生地にもブルーベリーを練りこんでいる。
―"健康"はまさに最近の話題ですよね。
 大ヒットしている『黒豆ココア』もそうしたものの1つでしょうか。

今お話した『ピュアイン』のような機能性のある製品が少しずつ増えて
昨年7月には(ハウス食品に)“健康食品部”という部署ができました。
こちらでは『六甲のおいしい水』、『ピュアイン』のシリーズ、
タブレットの『さわやか吐息』などを扱っています。

カレーやシチューが当社の柱であるということはもちろんなのですが、
お客さまからも要望にもお答えして
こうした機能性をプラスしたような食品も育てていきたいなと考えております。

黒豆ココア


そのような考えの中から、黒豆ココアが生まれました。
当社では元々アメリカで豆腐などを製造しており、
大豆には注目していたのです。
その大豆には“黄大豆”、“青大豆”、“黒大豆”の3つがあって
この“黒大豆”がいわゆる「黒豆」なんですよ。

その黒豆に着目して調べたところ、
ポリフェノールが非常に豊富に含まれていることがわかり、
黒豆を定期的に摂れるような商品はないだろうかと考えました。
みなさん黒豆というとお正月の煮豆のイメージがあって甘いイメージをお持ちなので
そのイメージを生かして開発した結果、
黒い色と甘さという相性の良さでココアになりました。
飲料でしたら定期的に摂っていただけますよね。

また調査によると、黒豆が体に良いので定期的に摂りたいと思っている方と
ココアが体に良いということで飲んでいる方が
40〜60代くらいの女性でぴったり一致しました。
ですので黒豆とココアを組み合わせれば
そのくらいの年齢の方に定期的に飲んでいただけるのではないかと考えたのです。
コマーシャルもターゲットの方々に高い支持のある氷川きよしさんに出演していただきました

―そして大ヒットしましたね。
そうですね。
1年間で30億円という目標を立てたのですが
去年の9月に発売になってから
12月の半ばで達成することができました。
―すごいですね。
 何かオススメ商品はありますか
新しく3月8日から発売になる『食物せんいのおいしい水』です。
昨年も発売していたのですが、今年はパッケージや製法を変えました。
特許をとった技術で水に食物繊維だけを入れています。
当然カロリーは0(ゼロ)で、
この1本(500ml)で1日に日本人が足りないと言われる繊維を補うことができます。
食物せんいのおいしい水
食物せんいのおいしい水
―この水はカレーに使っても、ご飯を炊いてもいいんですか。
もちろん。
お茶を淹れていただいてもいいですよ。
これも去年から口コミで広がっていった商品で
リピートして買っていただく方が多い隠れたヒット商品です。
3月の発売後も口コミで広めていこうと思っています。
 
 
ちょっといい商品を聞いちゃった!という感じです。
さて次回はハウスさんのこだわりについてお届けします。


Vol.15 ハウス食品(4)