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vol.14:はなやま玩具(4) 2004.02.26

前回までキャストパズルについての面白いお話をお届けしてきました。
最終回となる今回はキャストパズル以外の商品についてお届けします。

そう簡単に解けないパズルですが、これってどうやって開発するんですか

ビンゴカード
ビンゴカード
そうですね170種類くらいです(2004 2月)。キャストパズルのほかにはダイヤモンドゲームやリバーシ、チェスなどボードゲームを扱っています。
あとうちの商品で主力でやっているのはビンゴカードなんです。

このカードでビンゴをしたことありませんか? 実は弊社のカードが日本で一番シェアをとっているビンゴカードなんですよ。 
おもちゃ会社というとクリスマスが一番売れると言われているんですけれどもこうした商品は特にクリスマスに売れるという商品とは違って、業界の中では「定番玩具」と呼ばれているものです。
はなやま玩具はおもちゃ屋さんに行けば年中売っているというこうした商品をこつこつ売り続けてきた会社なんですよ。

最近のヒット商品は何でしょうか。

木製ままごとサクサクたっぷりセット
木製ままごとサクサクたっぷりセット
『キャストパズル』以外ですと昨年の12月に『木製ままごとサクサク』です。愛子さまが遊んでいるところがTVで放映されて注文がどっと増えましたね。
ちなみにこの商品は体が不自由な方にも遊びやすい"共遊玩具"というものです。
ステイアライブ!サバイバルゲーム
ステイアライブ!サバイバルゲーム
あとは去年、この『ステイアライブ!サバイバルゲーム』を発売したら大ヒットしました。1973年に発売されて当時ヒットした「生き残りゲーム」のリメイク版です。30代以上の方が見れば「遊んだことがある!」って言うと思います。
こちらのゲームも見てわかるようにパッケージは大人向けです。キャストパズルと同じで、さっき(第1回)言ったポイントですよね。はなやま玩具のスタッフは僕もそうなんですがほぼ30代を中心としていてとても若いんです。 ですから「自分達が楽しめるものを作ったら自分達と同じ年代の人が楽しんでくれる」という考え方が僕らにはあるんです。
そこで自分達が子供のとき遊んだものを今の自分達の世代が見てセンスいいと思えるように仕上げてもう一回きちんと出したら売れるのではないかと作りました。当時子供だった人たちが大人になって自分の子供と一緒に遊べるようにしたら売れるだろうと思って発売したらヒットしましたね。

それから最近ではオシャレなパッケージにして昔ながらの遊びをアレンジして世に出すということをしています。

リメイク・アレンジというのはおもちゃ業界の他のメーカーさんでも盛んですよね。
最近のおもちゃ業界の動きにはどんなものがありますか。

そうですね。「大人がおもちゃを買うようになった」ということがあります。
大人が昔遊んでいた遊びに商品内容が近づいてきたり、他には復刻とかリメイク、リバイバルという動きが活発化してきましたね。

テレビゲームがこれだけある中で
こうしたシンプルだけど奥深いパズルやゲームが人気なことについてどうお考えですか?

逆転リバーシ
逆転リバーシ
これは僕自身としてはラッキーだと思っています。社長に言わせると、常にお客さまは流行を踏まえたエンターテインメントを求めていてそれに段々飽きてくるとまた昔のものに戻ってくるそうです。
はなやま玩具が定番商品を長く売り続けている最大の理由はお客様がいつか帰ってきてくれるということを考えているからです。とはテレビゲームだけでは得られないものがパズルや知恵の輪、ゲームで得られるということが確かにあるようです。
おもちゃの全部が全部デジタルになることはないと思います。

それは何でしょうか。

まずは「コミュニケーション」があると思います。あとは「手触り」とか「リアル感」ですね。
これはコンピューターの世界では絶対ありえないですね。

この玉落しゲーム『ステイアライブ』もテレビゲームで再現することができると思うんですよ。
でも4人でひざを合わせてゲームをして、本当に玉が落ちて、つまんで置くというような一連の作業は絶対パソコンではできません。
そういう部分に気が付いていただけたかなと思います。

確かにテレビゲームとは違うところがありますよね。では最後にオススメの商品を教えてください。

ビンゴカード
ビンゴカード
キャストパズルはある程度軌道に乗ってきたので僕が注目していただきたいと思っているのはゲームです。業界の中でもあと2年くらいはボードゲームが注目されると考えられているんです。おととし『ヒカルの碁(※)』がヒットしてから碁が売れてそれからだんだんボードゲームが売れはじめているんです。
一度ボードゲームで遊んでみると、ボードゲームの楽しさを思い出して他のボードゲームでも遊んでみようっていう家庭があるんだと思います。
また、高齢者の方々のレクリエーションも含めてみんなでわいわい話しながら楽しめるというものに力を注いでかつアピールしていこうと思っています。
そのあたりを今後の開発の大きなテーマとしていきたいと思っています。
キャストパズルは今の流れを生かしながら新製品でラインナップを増やし、キャンペーンをしたりして元気なところを見せていきたいと思っています。

※ヒカルの碁…週刊少年ジャンプ(集英社)に連載後、アニメで放映され大人気を博した囲碁漫画。

「シンプルなのに奥深い」ロングセラーの理由はこんなところにあるのかもしれません。
リフレッシュに今度遊んでみてはいかがですか?

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