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vol.13:伊藤園(1) 2004.02.03

みなさんはお茶をよく飲みますか?
缶入り・ペットボトル入りのお茶が普及したことで以前よりも頻繁く飲むようになったという方も少なくないのではないでしょうか。 
今回はお茶で有名、『伊藤園』さんに伺いました。
お話をしてくださったのは
広報部 IR室 企業広報グループ 
グループリーダー中川さん[右]と主任榎さん[左]です。

こんにちは!今日はよろしくお願いします。伊藤園というとまずは『お〜いお茶』が思い浮かびます。
『お〜いお茶』はいつ誕生したんですか?

【榎】はい。1966年に創業した伊藤園は元々お茶っ葉の会社だったんです。
その後、世界初の缶入り緑茶を発売したのが1985年、今から19年前のことです。

お茶というと、淹れてから時間が経つとおいしくなくなってしまいますよね。
その点では何か工夫があったのでしょうか。

お〜いお茶
お〜いお茶
【榎】そうなんですよ。「宵越しのお茶は飲まない方がいい」と昔から言われるように、お茶というのは淹れた後、酸素に触れると味わいも品質も劣化していくんです。そこで飲料化にあたって「お茶が酸素に触れないようにするにはどうしたらいいか」ということをテーマに長年研究を重ねました。
研究の結果、缶の中から酸素を取り除く技術を開発して缶飲料として発売できるようになりました。これが1985年のことです。

【中川】当時は『煎茶』というネーミングで缶飲料を発売したのですが、「お金を出してお茶を買う」という習慣がなかったのであまり売れませんでした。また、こうした理由の他に、ネーミングも売れない原因ではないかと考えました。当時、『煎茶』という言葉に馴染みがなく、「せんちゃ」と読めない方もいらっしゃったんですね。そこで、商品を広く認知していただくためにネーミングを『煎茶』から『お〜いお茶』に変えたんです。すると売上が急激に伸びました。
ちなみにこの『お〜いお茶』とはお茶っ葉の販売のPRに以前からCMなどで使っていたフレーズだったんですよ。

ネーミングだけでなく、缶に俳句を載せるのもユニークですよね。
こちらはどのようにして始まったのですか?

お〜いお茶俳句大賞
お〜いお茶俳句大賞
【榎】『お〜いお茶』とネーミングを変えた1989年に始まって
今回で15回目になります。 
当時俳句が静かなブームだったんです。
松尾芭蕉の奥の細道300周年だったということや、前年には俵万智さんの短歌集『サラダ記念日』が非常に売れて俳句や短歌が一般の人にも広く馴染むようになってきたんですね。
ただブームだとはいっても、俳句や短歌を始めた方には自分の作品を発表する場所がありませんでした。そこで、当社で販売しているお茶のパッケージをそうした方の発表の場に使っていただけないかと考えて"お〜いお茶新俳句大賞"を始めました。
現代にマッチした新しい文化活動でありたいと考えています。

どのくらい応募があるんですか?

【榎】前回は127万句余りの応募をいただきました。商品に掲載する作品はそのうち2000作品です。
中でも文部科学大臣奨励賞受賞作などは、約1億本の『お〜いお茶』に掲載し全国に流通されます。
ちなみに一部の受賞作品は、受賞された方がお住まいの地方・地域に流通させるようにしています。

応募者はどんな方が多いんですか??

【中川】10代の学生さんが多くて8割近くを占めています。
賞に文部科学大臣奨励賞という名前がついているように今から10年ほど前に文部科学省(当時、文部省)の後援をいただきました。
それから積極的に授業に取り入れてくださる学校が急速に増えました。
授業で俳句など昔の文学を取りあげたときに、授業をふまえて応募してみましょうか、という感じのようです。
また、最近は携帯電話でも応募ができるようになりましたのでより一層若い方からの応募が増えています。

自分が賞を取ったら嬉しくて商品を手に取りたくなりますよね。
若年層へのいいアピールにもなりますね。

【中川】そうですね。
ご自身だけでなく親族の方にも喜んでいただいているようです。
毎回、受賞作を載せた『お〜いお茶』を化粧箱にお入れして受賞者にお送りするんです。
ですが(お送りしたものだけでは足りない)ようで「いつくらいからお店で買えるの?」とか「まとめて買いたい」というお問い合わせをいただいたりします。

いい句とはどのような句ですか?

中川さん
【中川】選考にあたっている方が10人いるのですが、その方たちの感性次第ですね。
コピーライターの方から俳句界の第一人者まで。
いとうせいこうさんや阿川佐和子さん、吉行和子さんも選者
になっていただいています。
現在募集している第15回の選考はゲスト審査員としてCMにご出演いただいている中谷美紀さんも参加してくださいます。
そういった10名の感性や個性で選ばれています。
今回の〆切りは2月29日(学校単位の団体応募は2月10日)です。
インターネットからも応募できますのでぜひ応募してみてください。
伊藤園お〜いお茶新俳句大賞

俳句大賞で受賞をすると自分の作品入り『お〜いお茶』がもらえるんですね。
締め切りまであとわずか!ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。

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