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vol.12:日清食品(3) 2004.01.27

ラーメンについて色々素朴な疑問があるので教えてください。
「チキンラーメンに(卵を落とすための)へこみができた」というCMを見ました。
歴史のある商品をなぜ最近改良したのですか。

チキンラーメン
チキンラーメン
一昨年から国分太一さんと仲間由紀恵さんにご登場いただき、チキンラーメンと相性のよいたまごを使ってチキンラーメンを作るところから食べるまでの楽しさ・おいしさを表現したCMを放送しています。
そのCMを真似してチキンラーメンを調理するとき麺がどんぶりに水平に入っていなかったりすると卵を落としても麺の上からすべって落ちてしまってCMみたいにうまくいかないーという
お話をお客さまからうかがっていたんです。
こちらとしましてはCMを放送していますし、お客さまに「うまくできた!」と喜んでいただく方がおいしく召し上がっていただけると思ってくぼみ(タマゴポケット)をつけました。サービスの一貫ですね。
元々、昔発売した商品の中でくぼみを作った麺の上にみそを入れるというものがあったのでその考え自体は前からあったんですよ。

ロングセラー商品も改良していくんですね。 他にも教えていただきたいことがあります。
即席めんって分類がありますよね。袋麺とカップ麺、フライ麺とノンフライ麺の違いって何ですか?


麺の達人
鶏ガラしょうゆ味
袋麺はおなべで煮炊きしますよね。だからエネルギーをかけることができるんです。それに対してカップ麺というのはカップに入れるお湯だけです。その湯量のエネルギーだけで麺を戻さなければいけないんです。ですから、カップ麺の場合には戻りやすさを考慮しています。
フライ麺は『チキンラーメン』の麺などがそうです。原理はてんぷらと同じです。油で麺を揚げると、麺の中に入っている水分が一瞬のうちに蒸発して麺に穴が開きます。
そのフライ麺にお湯を注ぐと麺の穴の部分に水分が入って(乾いていた麺が)やわらかい麺に戻るという仕組みです。

それに対し、ノンフライ麺というのは油で揚げるのではなくて熱風で乾燥させます。ですから(フライ麺よりも)長い時間をかけて乾燥していきます。ドライヤーのような感じですね。
麺を乾燥させるのに時間がかかると、どうしても水分が入っていた穴が小さくなってしまい、お湯を入れても戻りがおそいんです。
ですのでフライ麺では戻し時間が3分のものが大半ですがノンフライ麺では戻し時間が4分のものが多いです。ちなみに太麺のちゃんぽんなどですとさらに長く5分かかるものもあります。

3分の間で麺の穴に水を戻していたんですね。
日本だけでなく今や世界各国で日清食品の商品が食べられていると聞きました。
海外商品の中でオススメってありませんか?


カップヌードル
カレー
日本ではタイで生産しているトムヤンクン味のカップヌードルをお好きな方が多いようですね。あとは「香港で『出前一丁』を買って食べたらすごくおいしかった。日本で売っていないんでしょうか?」という話も聞きますね。このように海外でお召し上がりになった時に気に入って日本でも召し上がりたいというお話を時々いただくことがありますが、当社の場合は現地生産・現地販売というのが基本方針なので海外で作ったものを輸入していないんです。 逆に日本で作ったものを海外で販売していません。
というのはどこの国でも食文化というのは非常に保守的で日本のお味噌汁のように「お袋の味」があります。例えばタイですとトムヤンクンってお味噌汁のようなもので家々で味が違うとも言われるこだわりの味なんですよ。
インスタントラーメンの場合にはその国の特有の料理と麺をあわせるということが可能ですのでその国の舌にあった味を新しく開発しているんですね。
しかもその土地の食材を使ったほうが味をリアルに再現できるということで現地に工場を建てて生産しているんですよ。
ですから同じ『出前一丁』も国によってちょっと味が違うんです。

ぜひ各国の味を食べてみたいです! 海外旅行の時にいいお土産にもなりそうですね。

海外旅行へ行ったらお土産にラーメンを買って日本で食べ比べ…なんて楽しそうですね。
さて次回はCMやプレゼントキャンペーンについてお届けします。

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