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vol.12:日清食品(2) 2004.01.22

『具多』を含め、日清食品さんには 非常にたくさんのブランドがあると思うんですが
一体いくつのブランドがあるんですか?

カップヌードル
カップヌードル
大きいもので23です。取り扱っている商品数ですとドライ部門だけで200くらいあると思います。
カップラーメン業界全体で、リニューアルを含む新商品が1年間に500〜600くらい発売されるんですが、日清食品ではそのうち100くらいですね。それだけたくさんの商品やブランドがあっても、残るのはほんの2、3です。

そんなにたくさん新商品が発売されているんですか!
ブランドだけでも20を超えるとのことですがさらにスープも色々種類がありますよね。

ラ王
ラ王
極厚チャーシュー麺
(しょうゆとんこつ味)
はい。しょうゆ・みそ・とんこつ・しお・カレー・辛味系…たくさんあります。ちなみに一番売れているのは基本のしょうゆ味ですね。
でもこのしょうゆ味もだんだんと変化してきています。
15年くらい前は東京風のすっきりしたしょうゆスープが流行っていたのですがだんだんとこってりしたしょうゆスープになってきましたね。
今ではしょうゆスープの中でもしょうゆとんこつが人気です。
こうしたこってり系が人気になると、対極であるあっさり系の和風ものがよく売れたりもするんですよ。

『どん兵衛』は東西で味が違うんですか。

どん兵衛
どん兵衛
きつねうどん
違います。
うどんだしを関西風と関東風で分けています。
これは発売当時から行っていることでひとつの商品で地域によって味を変えるという試みはたぶん『どん兵衛』が初の商品だと思います。

日清食品さんが初といえばカップ焼きそばの「ジェット湯切り」なんかも初ではないですか?

UFO
UFO
そうです、そうです。
『UFO』で「ターボ湯切り」を一番最初に採用しました。
そしてもちろん、『チキンラーメン』が初インスタントラーメンで『カップヌードル』が初のカップラーメンです!!!

即席めんの歴史は日清食品さんから始まっているんですね。
そんな即席麺も今では色々な商品が発売されていますが日清食品さんの目指すものは何ですか?

チキンラーメン
チキンラーメン
当社が目指すものは新しい市場を作れるような商品開発をするということです。つまり、それがあることによって市場が大きくなるという商品開発ですね。 
例えば、昭和33年に『チキンラーメン』から袋麺文化が始まりました。そこから即席ラーメンの需要がどんどん上がっていくんです。今まで無かった商品が家庭に浸透していって売上も伸びていきました。
でもある時期まで行くと需要が飽和状態になりますよね。
その後ラーメンの国際化を考えようと安藤会長が欧米に視察旅行に行って、そこでヒントを得て開発されたのがカップに入ったラーメン『カップヌードル』という商品です。
このカップヌードルの登場により、カップめん市場ができました。こうして再び即席めん業界全体の需要が拡大しました。
でもまたある程度すると成長が鈍化していきます。
その後に新しく市場を開拓したのが「ラ王」という商品なんです。
このように新しい技術や商品が生まれるごとに市場は拡大していきます。『具多』もその1つだと思っています。ここまで具材を変えた商品は今まで無かったと思うので。
私達は「ファーストエントリーになる商品開発」「市場を創造するような商品開発」を心がけています。

そうした商品開発の積み重ねによってラーメンが進化しているんでしょうね。
これまでは麺や具が豪華になるという点で進化してきましたが今後はどう進化させようと思っていますか。

1つ考えているのが「エルダー(45才〜50才代)層の開拓」です。
私達がカップヌードルを発売して30数年になるのですが、発売した時に20代だった方たちは(カップラーメンを)当時食べていらっしゃったと思うんです。特に男性とか。
でも結婚なさったり、お年を召されたりすることで若いときのカップめんの食事回数が次第に減少するという傾向が調査でわかりました。
その理由として彼らの好みが変わってきているのではないかという仮説をたてました。
現行の流行は(若者が好むような)こってり系のラーメンが多いんですが、あっさりしたものをお好みになるようです。
最近ではカップラーメンをあまり食べなくなった方々に昔のように食べていただくにはどうしたらいいかということを考えています。

即席めんの歴史は日清食品の歴史、とも言えるかもしれません。
これからも新しい技術や商品で私たちを驚かせてくれそうです。

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