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vol.12:日清食品(1) 2004.01.20

カップヌードル、チキンラーメン、出前一丁、どん兵衛、UFO、ラ王、具多…
どの商品も食べたことのある人はもちろん、食べたことのない人にもなじみがありますよね?
今回のオピ研はロングセラーから最新の話題商品に至るまで数多くの商品を世に送り出す“日清食品”さんにお話をうかがいます。
お話をしてくださったのは広報部 東京広報部 係長 佐々木さんです。

こんにちは! 今日は日清食品さんのことについて色々お聞きしたいと思います。
まずはオピモニでも取りあげさせていただいた『具多』について教えてください。

受付
受付
あのキャラクターが出迎えてくれます
『具多』が発売されたのは一昨年の10月です。
この時にはオピモニで紹介していただいた『炙焼叉焼麺(あぶりやきちゃーしゅーめん)』の他に『手包雲呑麺』『鉄鍋炒野菜 肉ソボロ麺』『中華海鮮 八宝菜麺』の4種類が同時に発売されました。
(てつづみわんたんめん・てつなべいためやさいにくそぼろめん・ちゅうかかいせん はっぽうさいめん)

発売当初から随分話題になっていましたよね。そんな『具多』はどのように開発されたんですか?

具多
具多
日経BPデザイン賞2003 パッケージ部門銅賞 
カップ麺には「麺・スープ・具材」この3つの要素がありますが 『具多』はその中の“具”に着目し、「“具”に驚きのあるカップ麺」をコンセプトに開発しました。麺やスープがおいしいのは当然なんですが、『具多』は"具"を進化させた商品なんですよ。 
歴史的背景をご説明します。3要素のうちのまずは"麺"です。
1992年に生タイプめんの『ラ王』を開発、96年に、ノンフライ麺を三層にした『麺の達人』を発売しました。
三層麺というのは、外側はつるつるした麺、内側にはコシがある麺をサンドイッチ状にしたもので食感が生めんに近いのが特徴です。この時期、“麺”が格段に変化したんです。

その後、2000年くらいにご当地ラーメンやご当店ラーメンが流行りました。その時にご当地ラーメンや『すみれ(※)』さんや『一風堂(※)』さんといった有名ラーメン店を再現するというコンセプトで商品を開発させていただきました。この頃 2つめの要素である“スープ”の技術が飛躍的にアップしました。 
※すみれ… 北海道 札幌の有名ラーメン店。みそラーメンが人気。
※一風堂…福岡 博多の有名ラーメン店。スープはとんこつ。

そうなると次に良くなるのは何だろう?という話になります。 お客さまの間でも「次は具材が良くなるんじゃないか」という期待がありましたし、私たちも「次は(3つめの要素である)具材だ」と考えていました。研究の結果、手で調理した具材を乾燥させた「加工調理具材」をカップ麺の具材に使うという技術を開発しました。そこで満を持して発売したのが『具多』なんですよ。

そんな背景があったんですね。今「手で調理した」とおっしゃっていたんですが、具は手作りなんですか?

横
横にも赤帯
はい。人の手で具材を作っています。
例えば『手包雲呑麺』はワンタンのあんを手で包んでいます。
さらに、お湯を麺にかけたときワンタンが全面にキレイに広がるように具材を並べて乾燥させるといった作業なども人の手で行っています。 おそらく機械ではできませんね。

ワンタン以外にも『肉ソボロ麺』や『八宝菜麺』など野菜炒め系の商品は大きな中華なべを使って人が炒めています。手間をいとわず細かい手作業をする、これが具多の伝統になっています。

『具多』はどれも具が手作りだったんですね!この具の種類はどのように決めているんですか?

手作りの具
この中に手作りの具が! 
普通のラーメン店で人気のメニューを取り入れることが多いです。一番最初に選んだのも、一般になじみのあるメニューですね。特にチャーシュー麺ていうのは外せないと思いますし、ワンタン麺や野菜炒め系も人気ですよね。そうしたことから最初の4種類を決めました。 
その後も『具多』は常に売場で新鮮感を持たせたいと思って新製品を発売しています。特に昨年3月からは月に1品新製品を発売しています。元々『具多』には「チャーシュー系・ワンタン系・野菜炒め系・その他」という基本形があってこれをサイクルさせているんです。
例えば、チャーシュー系は今まで『炙焼叉焼麺』『七枚入叉焼麺』「味玉叉焼麺」と発売してきているんですが『炙焼叉焼麺』が店頭から無くなる頃に次の『七枚入叉焼麺』に切り替えるようにしています。常に基本となる具を押さえつつ新しい味を追加して発売することによって『具多』のイメージや売場に新鮮感を保つという手法をとっています。

なるほど。メイン具をローテーションで切り替えていくことで安心感と新鮮さを出しているんですね。
このようなローテーションは今後もずっと続けていくんですか。

はい、続けていきます。ラーメンには具材の他にも、スープであればしょうゆ・みそ・とんこつ・塩など、麺も太麺・細麺・ちぢれ麺…とあるので組み合わせによってバリエーションを無限大に広げることができると思っています。

『具多』の具は手作り!手間ひまがかかっているからこそあんなにおいしいんでしょうね。

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