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オピネットで話題になった商品などなど、注目の企業にオピネットが突撃インタビュー!
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vol.05:株式会社 サカモト (4)2003.10.14

昔だったら取り扱う商品は文房具だけだったと思うのですが最近はストラップとか新しいアイテムもありますよね。
昔と比べてグッズの流れは変わってきていますか?

基本的に「かわいい」「おもしろい」っていうのは売れる要素ではありますよね。流れというと、うちナルミヤさんの商品をやらせてもらってますけどブランドが入ってきたっていうのがあると思います。
僕が思うに今キャラクターは「冬の時代」に来ていると思うんですよ。10年か15年前っていうのは文具メーカーが自分でキャラクターを興して売れていたわけです。キャラクターを文具に落とし込んだだけで売れていた時代があるんですけど今それが通用しないんです。

ちなみに10年前のキャラクターというとどんなものですか。

エスパークスとかピニームーとかです。ピニームーて線画でできた絵なんですけど。
エスパークスは男の子向けのキャラクターだったりするんですけど。

たれぱんだが売れている話を聞いたりするとキャラクタービジネスが盛り上がってる気がするんですが。

たれぱんだ、あれは化け物、別格です。
そういう部分では盛り上がっているかもしれませんけど結局メディア、プロモーションとかテレビに出るとか仕掛けをしていかないと
キャラクターが売れてかないという部分を感じます。

昔より複雑になっているのかもしれませんね。今の小学生は昔と変わっていますか?

あんこう
基本は一緒だと思います。でも、 例えば昔はキャラクターが付いたものを学校に持っていくのはOKだったじゃないですか。
で、今は学校によって「それは使っちゃダメ」とかあるらしいんですよ。学校の方針として。
キャラクターの入っているノートはダメだとか。小学校低学年までは鉛筆だけ、シャープペンは使っちゃいけないとかあるらしいんです。

環境が変わってきたのかもしれないですね。ところで小学生の好みってわかりますか?

わからないですね。それがわかったら苦労しないです。

最近は小学生が減ってもお小遣いが増えているのではないでしょうか。
頻繁にキャラクター商品を買ったりしないんですか?

うーん、ほかのものを買うんでしょうね。ゲームとかおもちゃとかアクセサリー買ったりだとか。

私が小学生の頃は文房具につぎ込んでいました。

昔の小学生といったら文房具につぎ込んでましたね。
かわいいキャラクターのついた文房具を見せっこしてメモとか交換したり。
ま、今でもあるんでしょうけどアクセサリーに寄ってきているかもしれないですね。

その分大人が買うようになったかもしれないですね。ストラップとか。

そうですね。ストラップのターゲットは上の方ですね。

ゆみぞうさんもそうだったと思うんですが
サカモトさんの商品には「きゅん」ときたり「うわ、やばい」と思ったりするものが多いと思うんです。
喜びとかそういった感情の高まりを作るために心がけていることはありますか。

うちは鉛筆を作り始めて創業50年なんです。
鉛筆のメーカーというとずっと前から三菱鉛筆さんやコーリン鉛筆さんがあってサカモトは後発だったんです。
で、新参者の鉛筆メーカーがどうやったら売れていくかって考えたら何かをつけなければならないわけです。で、今は亡くなった先代の社長が考えたのが香水鉛筆です。鉛筆の軸に香りを仕込んで売り出したら当時すごく売れたらしいんです。
そういう一工夫・二工夫、ユーザーのこんなものが欲しかった、もしくは思ってもみなかったおもしろさ、付加価値を付け加えていかないと売れなかったし、やっていけなかった部分が多分にあったと思います。創業当時は。
昔の話なんで僕もあんまりわからないんですけど。香水鉛筆のほかに鉛筆の先に毛玉のぼんぼりをつけて売り出したり。そういうのをやってきた会社です。
今でこそ“うみにん”からの流れでキャラクター商品、キャラクターを引っ張ってきて商品に落とし込むというやり方が多くなってきました。
ですが、ギミックをつけるだとか、何かしら香りつけるだとか音や光をつけるだとか「おもしろい、 他の企業や会社が考えつかない、考えてもやらない」ようなことをやっていくのが 一本、サカモトにはあると思います。
それがなくなったらサカモトはおもしろくないと思います。
僕の考えですけど。そういう意味ではパロディが50年の創業からの血が流れている商品の一連だと思うんです。

これからはコアなファンを作っていく方向へ行くんですか?それともみんなに使ってもらう方向に行くんですか。

両方ですね。コアなファンだったら多少高くても買ってもらえるっていうことがあります。
それはそれで必要だったりターゲットを絞って売るということも大事ですね。
でも方向性見誤ったら怖いですね。コアなファン層に向かっていくやり方は飽きられたらどの方向に行ったらいいのかわかんなくなっちゃうので。例えばオタク向けのものをたくさんやっていくとしてもアニメ系の嗜好っていうのは変わっていきますからそれに追いつけなきゃいけないですし。

コアなところにも、食玩のように一般的なところにもうまくいっているのが海洋堂さんなどでしょうか。

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いや、海洋堂さんはコアですよ。コアだと思いますよ。でもフィギュアっていうものを一般的な部分まで落としたのは海洋堂さんのすごさだと思います。採算度外視してますよね。モノ見たらこの値段じゃできないだろ、って思います。 一応この手の仕事をしてるからわかりますよ。300円とかで売ってるじゃないですか、一昔前だったら1000円2000円で売るようなものですよ。この値段で売ってるっていうのはすごいです。

※海洋堂・・・抜群のクオリティを誇るフィギュアを制作している会社。人気を博したチョコエッグのフィギュアを制作していた。サイトはこちら

サカモトさんも造形にこだわっているんですか。

造形にもこだわっているんですけど、うちは動き、ギミックです。
うちの専務が言ってたんですけども海洋堂さんは造形・ビジュアル面での追求があるじゃないですか。
うちは造形面でもある程度はこだわるけれど動きとかギミックの部分でもこだわっていくメーカーになりたいなと思っています。

これからの新商品を教えてください。

パロディもブランドとって売った方が売りやすいんですよね。
ロッテさんとか明治さんとか。やっぱり量販店さんとかだと大手のメーカーさんの商品をもじったようなやつは(メーカーさんを怒らせたらまずいので)怖がってやりたがらないんです。
なので今回開発中の商品は明治さんとかのライセンス物で固めてます。
文房具がメインで多いですね。
これ夏に発売されていて評判よかったんです。(ガム鉛筆・右)なので今四角軸でガムのパッケージの印刷が入ってるシャープペンバージョンを開発しています。あとはチョコレートとロッテさんのガムのデザインが入ってるファイルボックスが出ます。ブランド名がガン!とはいってます。

今後こういうことをしていきたいなどありますか。

雑貨売り場とか文具売り場、専門店とか量販店だけではなくて食玩みたいにコンビニに入って手軽に買っていけるような開発をしています。今パロディもので実際にやっています。

野望とかありますか。

うーん、僕個人としてはテレビCM出るような会社になりたいですね。
商品紹介するようなやつでもいいし、企業のイメージ的なコマーシャルでもいいし。
一般の地上波のCMに出るような会社になりたいですね。

他とは違った一工夫が今のサカモトさんを作っているんですね。おまけは開発者が語る!商品解説です。
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