オピ研とは、みなさんからいただいた商品・企業への声を
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vol.05:株式会社 サカモト (3)

2003.10.14
オピ日記「パロディもの」を見る

〜お菓子にカーソルをあてると変化します〜

―キャラクター商品について教えてください。
うみにんと井 僕、会社に入ってすぐくらいに"うみにん"を担当してたんです。
   自分でも"うみにん"を気に入ってました。
   普通のキャラとは違っておもしろいな、と。
   はじめギフトショーでライセンサーがライセンスを募集していたんです。
   そのときたまたま僕も新しいキャラクターを探していたので
   ライセンサーと話をしたんです。
   そのころはまだ売れるかどうか半信半疑だったんですけども。

   そのギフトショーでライセンサーがグッズを色々配っていたんですけど
   たまたま事務の女の子たちがそれをもらってきていて飾ったり貼ったりしているんですよ。
   それで「"うみにん"やろうと思うんだけど」って事務の女の子たちに言ったら
   「面白いからやって」って言われたんです。
   だから「行けるな」と思って上の会議で提案したら
   「いいんじゃない?やりなやりな」ってことになったので進めていったんです。
―キャラクターが来そうだな、来ないな、というのはフィーリングだと思うんですが
  それを言葉にするとどんな要素がありますか。
  かわいいといってもグロテスクだとかいろんな種類のかわいいがあると思うのですが。
井 そうですね。うみにんグッズ
   先ほどあったグルーミーも血を流さない普通の熊だったらなんのウケもないですしねえ。
   昔はかわいいかわいいでキャラクターが売れていた部分もあると思うんですが、
   今はそれだけではないかもしれないですね。

   今のキャラクターの流れを見ると
   メジャーでTVに流してる、コマーシャル流してる、認知度がある、
   で売れていくかなというところがあると思います。
   メジャーキャラクターといわれているNOVAうさぎのような。
   あと犬夜叉とかハリーポッターもそうですよね。
  
   メジャーだからといって売れるとは限らないんですけど。
   ロードオブザリングは初回はよかったけど長続きしなかったり
   009もあんまり視聴率があんまり良くなかったり。

   そういうメジャーなところからキャラクターを引っ張ってくる部分もありますし、
   "うみにん"のように誰も振り向かなかったようなキャラクターを引っ張ってきて
   それで育て上げる、ライセンサーと一緒に育て上げるようなキャラクターっていうのもいます。
   育てるキャラクターを見つけるのはほとんど勘ですよね。
フラン ―キャラクターが商品化される流れを教えてください。
井 まずはライセンサー、版権元がキャラクターをこしらえますよね。
  そのキャラクターは絵本だったりゲームのキャラクターだったりするわけです。
  アニメのキャラ、漫画のキャラ、媒体は色々ありますけれど。
  ほかにも
   「媒体なしで勝手にキャラクターをこしらえました、
   かわいいでしょ、おもしろいでしょ」
   と売り込む場合もありますし。
   色々あるんですけど。
―それでは"うみにん"はどこから出てきたんですか?
井 元々はゲームのキャラです。
   ゲームの隠れキャラです。
   今なくなっちゃったメサイヤっていう会社の『超兄貴』ていうゲームです。
   マッチョなお兄さんのシューティングゲームなんですけど
   これの隠れキャラで出てきてたらしいです。
   この隠れキャラのうみにんがかわいいってことで独り立ちし始めて
   ゲームメーカーのメサイヤさんがちょろちょろと
   グッズを自分で作っていたらしいんですが
   それが結構売れるんでライセンスを募集しようかってことになったらしいです。
   それでライセンスを募集し始めたときに僕がちょうど見つけてって感じです。
―それでそのキャラクターを元に「こういうグッズを作ったらどうだろう」という提案を
  社内の会議に通して商品化って感じですか。
フラボノ
井 そうですね。
   それを「こういうアイテムやりたいんですけど」っていうのをライセンサーに持っていって
   チェックしてもらいます。
   ものによっては作者が「こういうのはイヤだから」ってやめにしたり
   他のライセンス会社に出しちゃっているからできないものがあったりしますけどね。
―1つのキャラクターを複数の会社で扱うこともあるんですか。
井 ありますよ。
   大体カテゴリごとに分けるのが通常ですね。
   ぬいぐるみ系とかはこっち、文具はこっち、玩具系はこっち、雑貨はこの会社とか。
―キャラクターを作った人・ライセンサーさん・サカモトさん、と3つあるんですか?
  それともキャラクターを作った人=ライセンサーさん、サカモトさんって感じなんですか?
井 色々あります。
   ライセンサー自体がキャラクターを作っている場合もありますし
   作者がいてライセンサーつまり管理する人がいてという場合もあります。
  
   例えば漫画の『犬夜叉』だと作者の高橋留美子先生がいて
   それを管理している小学館プロダクションがあって
   サカモトが使わせてもらっています。
プッカ ―サカモトさんのサイトに「売っているお店」を教えてくださいという募集がありましたが
  サカモトさんは売っているお店を把握できないんですか?
井 できないんです。
   文房具が主体なんですけれど
   文房具の流れは「メーカー→問屋→小売店」なんですよ。
   問屋が小売店に流すわけです。
   私たちメーカー側が問屋に小売店教えてくださいっていっても教えてくれないんですよ。
   問屋流通で流しているので小売店を全部把握していないんです。
―もし商品を買いたい人がお店をわからないとなると通販になるんですか。
井 そうですね。
   結構問い合わせがありますね。

vol.05:株式会社 サカモト (4)
キャラクターグッズについて随分詳しくお話を聞くことができました。
次回は株式会社サカモトの特徴やこだわりについてお聞きします。
おまけは商品解説です。
「リアル鮭ストラップはこうしてできた」など一つ一つの商品への思い入れが伺えます。