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vol.04:呉羽化学 (2) 2003.9.25

次に呉羽さんの『キチントさん』について教えてください。『レンジでつくるスパゲッティ』もシリーズの1つですよね。  

芦野さん
【芦野】キャラクターができる前、1992年ころなんですが、うちの商品のなかにキチントさんのついていない商品がバラバラといくつかあったんですよね。その商品というのはPB商品やノンブランド商品で他の大手のメーカーさんが作っていないような商品が多かったんです。そうした中で元々呉羽はラップを作っていて品質とか使い勝手とかにすごくこだわった品作りをしていたらしいんですよ。
(芦野さんはまだそのころこの仕事に携わっていなかったそうです)
当然値段もそういったノンブランド品に比べると高くなってしまうんですけれども。 

それで「呉羽は値段とかよりも品質や使い勝手にこだわった商品作りをずっとしているんですよ」 ということを消費者にアピールする手段は何かないかということになりました。色々な商品にたいして一個一個対応していくのはちょっと効率的ではないので呉羽の家庭用品にというブランド的なものを立ち上げようということになりました。「このブランドがあれば安心よ」というJISマークのような品質保証マークをつけようというスタンスで始めたらしいです。
そこでどういうキャラクターがいいのか、キャラクターの設定はどうしたらいいのかネーミングはなにがいいだろうと悩んだ結果最終的に「キチントさん」になったそうです。

商品を実際買っている人たち、客層はどんな感じですか?確かキャラクターのキチントさんは若いですよね。

【芦野】キチントさん自体はヤングミセスです。
商品をひっぱっていくという意味で30代という設定なんですが実際は主婦全般を対象とした商品づくりを心掛けているので年代を問わず誰にでも使いやすいということを全部の商品の基本としています。実際使っていただく方も幅広いです。

キチントさんかわいいですよね。
こういうキャラクターというと「キチントさん」か「キレイキレイさん」(ライオン株式会社 ハンドソープなど)って感じがします。

【芦野】そうですね〜しょっちゅう間違えられます。10人くらい主婦の方がいると1人くらい間違えてます。

キチントさんというと冷蔵庫や電子レンジといった今までにない家電をうまく活用していると思うんですが
今後はIHヒーターなどを対象にしたりすることなどは考えていますか?

【芦野】うーん、うちは消耗品のメーカーなのでお鍋とかは作らないと思います。
IHヒーターなども世の中の流れですので当然考えてはいますけどね。

キチントさんシリーズにはリビングもありますが、リビングとキッチンの兼ね合いはどうなっているのですか?

ダストマン
キチントさんのコンセプトを「料理好きで家事好きで賢い主婦、ミセス」としています。ターゲットは家事全般を含めてスマートに、楽に賢くしたいということで。キッチンシリーズとリビングシリーズを取り揃えています。

商品作りで苦労することはありますか?

裏面
パッケージの裏に書くことが多いので苦労します。PL法との関係で注意書きが多くなっちゃって。表示には非常に気を使っています。こういう時代ですので安全などの部分が非常に大切ですね。特に食品は環境ホルモンとかのこともありますし。他には使用後の廃棄の問題もあります。そういった意味では昔よりも開発にかける時間やコストっていうのはどんどんかかる方向に来ていますね。

行政の指導とかがあったりするんですか。

直接指導が来るわけではないですけど消費者の目が厳しくなってきているのでそれに答えられるようにしています。
環境とか安全、品質というのは非常に注意しています。あと先ほどもでてきた表示です。

そう言えばクレラップがキチントさんシリーズに入っていないのはなぜなんですか。

キチントさんブランドを立ち上げようとしていた当時、クレラップはクレラップというブランドして確立していたので「クレラップはクレラップのままで
その他ブランドのない商品はキチントさんブランドで」という位置づけをしたみたいです。
一緒にするという話もあったかと思うんですがクレラップブランドを大切にするという意味で敢えて入れないというスタイルで来ました。
かわいらしいキャラクターと使い心地の良さで知られているキチントさんシリーズは練りに練られたコンセプトから出来ているとのことでした。
次回は呉羽化学と言えばクレラップということで「クレラップ」についてお聞きします。
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