実施期間 : 2005年2月24日〜2005年2月27日
  総回答数 : 2519件  (有効回答1904件)

第三の局面に入った「特定保健用食品、機能性食品・飲料」

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@ 商品の購入状況、購入する人、購入頻度・価格の増減傾向
A 機能性商品の浸透状況(認知・購入・愛用)、
B 健康項目の違いによる機能性商品の浸透状況
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 消費者の「食」を通した強い健康志向に対応する形で、特定保健用食品や機能性食品・飲料が成長している。各種調査によれば、広義の機能性食品・飲料の市場規模は2兆円を超え、3年後には約2倍になるとの成長予測がされており、食品・飲料メーカーの開発競争は、今後とも熾烈を極めると予想される。
 一方で、多くの商品投入による競合の激化や、また、消費者のロイヤルユーザー化では、多くのマーケティング課題が残されているのも事実である。
  第一の局面・・・開発と商品コンセプトを、どう作り込むか (〜2002年。主に1999〜2002年)
  第二の局面・・・超ヒット商品への出現とそれへの対応 (2003〜2004年)
  第三の局面・・・購入・消費の定着化と新たな競合対応 (2005年〜)

 このような市場環境を踏まえ、マーケティング・コミュニケーションズでは、特定保健用食品、機能性食品・飲料の市場投入が盛んである、主要18品目に関して、消費者の購入状況(認知〜購入経験〜愛用状況)等について、調査を行なった。
※なお、本調査では、特定保健用食品の認定有無に関わらず、栄養機能食品や健康補助食品も範疇に入れ、質問では、「“機能性”商品」と呼び、そうでないものを「一般商品」としている。

【調査対象の18品目】

 バター・マーガリン
 マヨネーズ
 ドレッシング
 サラダ油 
 お酢
 肉加工食品(ハンバーグやミートボール等)
 魚加工食品(かまぼこやちくわ等)
 たまご
 納豆
 インスタント麺(カップ麺・ふくろ麺)
 ヨーグルト
 牛乳
 乳酸菌飲料
 ミネラルウォーター
 お茶系飲料(茶葉ではなく飲料形態のもの)
 飴
 ガム
 クッキー・米菓


【調査項目】

 @ 18品目の最近の購入状況(機能性食品・飲料に関わらず)
   ・購入量や頻度の増減傾向
   ・購入価格の増減傾向
   ・実際に購入する人(自分、家族…等)
 A 機能性食品・飲料の「認知、特徴理解」状況(18品目それぞれについて)
 B 機能性食品・飲料の「実際の購入経験」状況(18品目それぞれについて)
 C 機能性食品・飲料の「愛用購入状況、一般商品含めた銘柄選択傾向」(18品目それぞれについて)
 D 気を遣っている「健康項目・テーマ」
   ・14項目、テーマ(胃腸を整える、コレステロールを下げる…等)
   ・14項目別の、機能性商品の「認知・理解、購入経験、愛用・選択傾向」


【トピック】

 機能性食品・飲料に関して、18品目ごとの、「認知・理解」、「実際の購入経験」、「愛用購入・銘柄選択傾向」は、どのようになっているか・・・!?

 上位5品目は、それぞれ以下のとおりである。


 次に、「認知・理解」→「購入経験有」→「愛用購入」の移行率を、残存率という数値から整理した。「認知」から「購入」へ繋がった率(残存率)を横軸に、「購入」から「愛用」へ繋がった率(残存率)を縦軸にし、18品目のポジショニング結果は、以下のとおりである。(なお、点線は、18品目の平均値を表している)

 
Aグループ:認知から購入、購入から愛用に至る際の残存率が高い
 Bグループ:認知から購入の残存率は高いが、購入から愛用に至る際の残存率が低い
 Cグループ:認知から購入の残存率が低く、購入から愛用に至る際の残存率は高い
 Dグループ:認知から購入、購入から愛用に至る際の残存率が低い
                                      (機能性食品・飲料に限定せず)

 はじめに、18品目の商品(機能性商品か否かにかかわらず)について、日常的に購入されているかどうか調べてみた。

 比較的購入(「頻繁に購入する」+「よく購入する」)されている商品は、「たまご」が90.3%で最も高く、次に「牛乳」83.1%、「ドレッシング」81.5%と続く。
 また、比較的購入されていない(「あまり購入しない」+「ほとんど購入しない」)商品は、「ミネラルウォータ」31.0%、「ガム」38.4%、「飴」42.3%となっている。

*なお、次の質問「機能性商品の浸透状況(認知〜購入〜愛用)」以降の分析では、各18品目について、本質問にて「日常的に頻繁に購入する」および「どちらかといえばよく購入する」と回答した人だけを抽出し、集計・分析を行っている。






(特定保健用食品の認定有無に関わらず、栄養機能食品や健康補助食品も範疇に入れ、「機能性商品」としている)

 18品目の商品において、現在、機能性食品・飲料がどれだけ消費者に認知され、その内容や特徴が理解されているのか調べてみた。

 機能性食品・飲料として、存在が認知されている(「具体的な商品名と内容・特徴まで知っている」+「商品名のみ知っている」+「商品の存在のみ知っている」と回答)商品は、「サラダ油」の72.5%が最も高く、次に「ヨーグルト」で69.6%、「マヨネーズ」64.3%となっている。中でも、機能性食品・飲料として、「具体的な商品名・内容・特徴まで知っている」割合が高い商品は、「サラダ油」が22.6%で最も高く、次いで「お茶系飲料」19.6%、「ヨーグルト」18.8%となっている。
 なお、「たまご」に関しては「商品名のみ知っている」人と「商品の存在のみ知っている」人の割合が他の品目とあまり差がないものの、「具体的な商品名・内容・特徴」まで理解している人は2.2%しかいないという結果となった。






 次に、18品目の商品において、機能性食品・飲料について購入経験の有無を調べてみた。

 実際に購入したことがある(「買い続けている」+「今でもたまに」+「過去に何回か買った」+「一度買っただけで終わっている」と回答)商品に関しては、「ヨーグルト」44.9%が最も高く、次に「サラダ油」41.2%、「お茶」35.6%、「乳酸菌」33.8%、「マヨネーズ」32.7%となっている。なお、「一度買っただけで終わっている」との回答は、全品目にわたり、極めて少数であり、機能性食品・飲料に関しては、必ず、数回にわたって購入が行なわれているといえる。
 次に、継続購入している商品に関しては、「サラダ油」の15.5%が最も高く、次に「ヨーグルト」13.2%、「マヨネーズ」10.5%となっている。
 また、何回かに1回は機能性食品・飲料を購入しているという回答(つまり、「一般商品」と「機能性商品」間でスイッチ)では、「ヨーグルト」15.0%が最も高く、次に「お茶」12.9%、「乳酸菌飲料」10.8%、「牛乳」10.1%の順であり、この4商品に関しては、微差ではあるが、「継続購入」よりも「一般商品とのスイッチ購入比率」の方が高くなっている。






 次に、それぞれの商品を購入するにあたって(“機能性商品”に限らず“一般商品”も含めて)どのように商品の選択をしているか調べてみた。

 ある特定(ブランド)の機能性食品・飲料が愛用(継続的購入)されている割合が高い商品は、「サラダ油」の6.9%が最も高く、次いで「マヨネーズ」、「ヨーグルト」が同率で4.8%の順となっている。機能性商品の中からその都度商品を選んでいる割合を含めると、それぞれ、17.9%、11.6%、13.8%となっている。
 一方、「一般商品」の中から、特定(ブランド)を選んでいる割合が高い商品は、「マヨネーズ」31.3%、「バター・マーガリン」27.8%、「お酢」25.0%となっており、「マヨネーズ」に関しては、他商品に比べ機能性商品と一般商品共に、特定(ブランド)の継続購入が高くなっている。






 「Q1.商品の購入状況」において、「日常的に購入する」および「どちらかといえば購入する」と答えた人のみを対象に、各品目ごとの「認知・理解」「購入経験」「愛用・継続」について、整理を行なった。

 認知→購入→愛用の全てに渡って、高い数値を挙げている品目は、「サラダ油」、「乳酸菌飲料」、「お茶系飲料」の3品である。「ヨーグルト」は、認知が高いものの、実際の購入に繋がる率が低くなっている。
 逆に「ガム」は、認知が上記商品に比べ高くはないものの、認知から購入へ繋がる率が高く、また、その先の購入から愛用へと定着化する率も高くなっている。






 回答者全体において、健康を維持するにあたって気をつかっている割合が高い項目は、「体脂肪を減らす」が46.3%、次に「歯の健康」42.1%、「便秘を解消する」35.4%となっている。
 また、男性女性間で意識の差が大きい項目について、男性の方が割合が高いのは「血中脂肪を下げる」「高血圧を下げる」、女性の方が割合が高いのは「便秘を解消する」「貧血を解消する」となっている。


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