個性豊かな3人のイラストレーターが
交代で『モノのある生活』を楽しく描くイラストエッセイ。
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2013.11.11 南部鉄器カラーポット【影山直美】

南部鉄器は岩手県盛岡市の伝統工芸品。
子供の頃、実家の台所の棚の隅に
その鉄瓶がしまわれていたのを覚えています。
しかし残念ながら母は手入れをしていなかった様子。
錆が出てしまっていて、
触るのを躊躇してしまうような状態でした。

でも子供心に、
鉄瓶の黒くてどっしりとした質感には
安心感を持っていました。

そしてここ数年。
やたら南部鉄器が気になり出した私、
雑誌などで目にするたびに
いつか急須のひとつでも手に入れたいなと思うようになったのです。

でも、鉄のものは手入れが難しい。
我が家には鉄製のフライパンと中華鍋がありますが、
手入れには少し気を遣います。
使ったらすぐに洗って、水気を拭く。
しまう前に油を薄く引いておく。
なまけると錆びます。

でも、とても丈夫で。
もう20年くらい使っています。
そう、丈夫なんです。
しょっちゅう急須の口を欠いてしまう我が家。
丈夫な鉄製のものは憧れの存在です。

欲しい気持ちと不安とが
ごっちゃになっていましたが、
とりあえず出会いを待つことに。

そんなある日、ネットで調べ物をしていたら
ひょっこり目に飛び込んで来たのが、
この南部鉄器カラーポットです。
取り扱っているのはなぜか
フランス紅茶の専門店。

このカラーポット、元はヨーロッパ方面への輸出用に
作られていた物だそうです。
とにかく南部鉄器なのに色がついているというのが驚き。
かわいい!白が欲しい、白!
でも、さんざん悩んだあげくの果てに私が選んだのは
やはり黒でした。

この小ささがちょうどいい。
お手入れが苦になりません。
南部鉄器の入門編としても、いいかも。

気に入って、毎晩かわいがっています。
そうですねぇ、何に例えればいいでしょう。
寝る前に大切なアクセサリーをはずして
きれいに拭いておくとか、
そんな感覚に近いかも。

アフターサービスとして、
ポット外側塗装の仕上げ直しもしてくれるそう。
薄い色から濃い色へとお色直しも可能なので、
今度は思い切って白を買ってみようかな。

フランス紅茶の専門店(アンシャンテ・ジャポン)

執筆者紹介:影山直美

柏木きなこ

誕生日:7.13

現住所:神奈川県

ひとこと:
(主な仕事)雑誌やパンフレット・広告のイラストなど。イラストエッセイ。
雑誌『Shi-Ba』(辰巳出版)にて4コマまんがとエッセイ連載中。雑誌『いぬのきもち』(ベネッセコーポレーション)にてイラストエッセイ連載中。

web連載スタート!
イラストエッセイ『柴犬ゴンの病気やっつけ日記』(KKベストセラーズ)

柴犬さんのあいうえお帖

最新刊:『銀柴さん 柴犬のゴンが語る長生き生活の知恵』
(辰巳出版)
(2013.9更新)

URL: [海辺のアトリエKotori]
http://www.geocities.jp/atelierkotori/

次回予告→【柏木きなこ】11月21日(木)の更新です。お楽しみに! 柏木きなこ

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飼い犬に手をかまれるさん  10代女性  2013/11/12 18:48:31
私も南部鉄瓶を数年前に買いました!私のはオール鉄です。ホーローびきはお手入れが簡単でいいですね。
この鉄瓶で沸かしたお湯でお茶をいれると驚くほどおいしいです!
南部鉄器の職人さんたちは初めてフランスからカラーの鉄瓶の注文が来たとき、爆笑したらしいですよ。

きょんさん  50代女性  2013/11/12 13:37:31
これからの寒い冬、私も南部鉄器でお茶したくなりました〜・

ももみさん  50代女性  2013/11/12 12:29:02
お茶飲みの私も欲しくなりました。
素敵な♪情報ありがとうございます。
( ^^) _U~~

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