2007.11.21 気軽に旅気分、近場の島へお邪魔する。【今井ヨージ】
山国生まれの私にとりまして海辺の生活というのは憧れるものがあります。常々より「島に行きたい」とブツブツ言っていたところ、友人(元プロの添乗員)が、手軽な日帰りの島旅を計画してくれました。名古屋から車で約1時間半、高速船で10分程の小さな島へフラリと出発。 空港はともかく、海にある港に行くのは初めてなので、テンションが上がります。夢の片道切符は大人一名500円程。ところで、港にはたくさん原付が停めてあるのですが、これは島の人が本土での通勤通学に使うそうです。船で海を渡って通勤通学という時点で、山の者としてはカルチャーショックを受けずにはいられません。 さて、無事に切符も買え、船の出る時間が近づいたので浮桟橋へ。浮桟橋、すごく揺れます。遊園地の遊覧船で酔った事のある自分は浮桟橋ですでに酔いそうです。 船は、島の住人や釣り客が使う高速船で、中は意外と電車のような雰囲気。出航の時間になり、いよいよ動き出したー!というところで、乗り遅れたオバちゃんが走ってきたので、戻る船。なんというおおらかさ。 高速船というだけあって、想像以上のスピードと揺れでちょっとしたアトラクション気分を味わいましたが、はしゃいでいるうちに酔う暇もなく到着。長年の夢であった「島上陸」を果たしました。 で、ついに上陸した島ですが、上陸が目的なので特に何かするわけではなく、港の周囲を散歩したり、防波堤で体育座りして本土に戻る船を待ちます。島ならではの、のんびりとした時間。本土から離れているせいか、外界(仕事)からパッタリ切り離されたような独特の安らぎを満喫。そうしていると、別の定期船でゾロゾロ帰ってくる高校生や、娘を迎えにきたパパや、海上タクシー(!)をチャーターした買い物帰りのオバちゃんグループが、船代をめぐって「私が払うわよ」とケンカしている様など、生活感溢れるショーを見る事ができました。 暖かい時期にはそれなりに観光客が訪れ賑わうようですが、こんな時期だから見られる島の日常も味わえ、大変有意義でした。 そんなわけで、気軽に行ける、あまり観光地化していない島、または観光真っ盛りでない時期にフラリと行ってみて島の日常を味わうのもすごく粋です。特に自分のような山育ちだと、海外に来たくらいのカルチャーショックを体験できるので、近くに島があれば気軽に出かけてみてはいかがでしょう。また、オススメの島などあればコメント欄で教えてくださいね。
水上タクシーとは海上タクシーとも呼ばれる小型船を利用した乗り合いのチャーター船です。夜間など旅客船やフェリーが動いていない時間帯において小規模な離島への交通手段として利用されます。
日本では離島瀬戸内海や九州周辺の他、今回今井さんが紹介してくれた愛知県でも見ることが出来ます。