個性豊かな4人のイラストレーターが
週替わりで『モノのある生活』を楽しく描くイラストエッセイ。 毎週金曜日更新です。
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2006.11.24
安物掃除機に学ぶプロダクトデザイン。 【今井ヨージ】
我が家にお住まいのキンカチョウが食い散らかしたエサや、パソコン周りのホコリを掃除する時にぜひ欲しかったのが、コードレス式のハンディクリーナー。ネットで探してみるも、意外と高くて、買うべきか迷ってました。そんなとき、ふと立ち寄った激安ディスカウントショップにて1980円のクリーナーを発見。ヤッホウ!と買ってきたのです。
モノ選びにはうるさい自分ですので、このような激安商品に大した期待はしていませんでしたが、その斬新な機構に度肝を抜かれました。
なんと充電台と掃除機の接点が
「イヤホンジャック」!
充電台からはピンプラグが突き出し、掃除機側にはイヤホンを差し込むあの穴が・・・。掃除機についているイヤホンジャックは生理的にかなりの違和感と新鮮さ感じます。ここにイヤホンを差し込んだらどうなるのか興味深いところですが、掃除機かイヤホン、どちらかが壊れそうなので試す勇気はありません。
余談ですが、この構造を見て思い出さずにはいられないのが、先月発表された新型iPod shuffle。これも充電台と本体をイヤホンジャックで接続し、充電とデータ転送を行う仕組みです。
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それを思えばこの掃除機も意外と最先端なのかもしれません、音楽は聴けませんが。
掃除機と充電台においてこの構造は、「ピンプラグに触ると感電しそうで怖い」という恐怖はもちろんのこと、一番困るのが、「掃除機を充電台にセットするのにコツがいる」という事です。接点の見えない角度からそれなりに重い掃除機を、充電台のピングラグにピンポイントで差し込むにはちょっとした経験と勘が必要。うっかり差し損なえば、ピンプラグが折れたり曲がったりするのは避けられません。そんなスリル満点の掃除機。
激安である事を思えば、これもなかなかのおもしろアイテムだな、と楽しんで納得していますが、このようなユーザーフレンドリーでない商品を手にしたとき、プロダクトデザインというものの大切さを考える事ができます。最近は、老若男女や障害の有無を意識させない「ユニバーサルデザイン」や、人間工学にもとづいた「エルゴノミクスデザイン」の商品が多く出回っていますが、この掃除機の使いづらさが、それらの有り難みをしっかりと胸に刻んでくれました。
というわけで、今回はふざけているようで真面目なプロダクトデザインの話でした。
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5.24
名古屋
名古屋を中心に活動するイラストレーターです。
インテリア、DIY、バイク、デジタルライフなどの、 少しマニアックだけど役に立ちそうなオススメアイテムを、楽しく紹介したいと思っています。
雑誌、書籍、CMなどで幅広く活動中。ひとクセあるけど下品でない、シニカルなキャラが得意。
2005年10月から週刊新潮の連載コラム「TV無法地帯」の挿絵を担当中です。
[ 今井ヨージ ] http://www.pecope.com/
次回予告→【たみやともか】
12月1日(金)の更新です。お楽しみに!
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まひわさん 30代女性
2006/11/30 23:57:49
面白いですね。
そして
>イヤホンを差し込んだらどうなるのか興味深いところですが、掃除機かイヤホン、どちらかが壊れそうなので試す勇気はありません。
に感心しました。
自分は必ずつっこむたちです。
昔、「ゲームディスクは一般のオーディオで再生しないでください。壊れます」という注意書きを読んで
即刻実行しました。妹からグーでパンチをくらいましたが、
とりあえず壊れはしなかった…。
掃除機のプラグも、掃除機のコンセントや携帯の充電器みたいに
にゅーんと引きだして使えたら充電ラクそうなのに、と思いました。
まめこさん 20代女性
2006/11/30 14:09:13
確かに。
買ってみたいような、みたくないような。
くまこさん 30代女性
2006/11/27 12:03:56
…おもしろすぎる。
ニックネーム:
年代:
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