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2006.09.29
キンカチョウがやってきた。 【今井ヨージ】
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山奥の実家にいた頃は、犬やニワトリ、シマリスなど飼い放題でしたが、名古屋に来てからは、ペットとは縁のない生活でした。もともと動物好きであるから、一緒に連載させていただいている影山直美さんの記事を読んでは猛烈にペットを飼いたい衝動に襲われていました。無理なく飼えるのは何か・・・、諸々の現実と照らし合わせて何年も考えていたのです。
そんな時、テレビ番組で何かの実験台にされていたキンカチョウに一目惚れ。(理想としては)犬との生活を夢見ていたのに、実験台の小鳥に心奪われるとは思ってもいませんでした。
さっそくインターネットで調査してみると、キンカチョウというのは、ひとことで言って「オーストラリアのスズメ」。大きさは日本のスズメくらいですが、ビビッドなオレンジのクチバシが美しい。とくにオスは、オレンジの頬やシマ模様がオシャレな感じ。比較的丈夫で飼いやすく、小鳥ファンにとって定番の鳥だそうです。
それからしばらくの期間、ネットでキンカチョウについて勉強し、無理なく世話ができるか、近所迷惑にならないかなど熟考。そしてついに、近所のホームセンターにいたキンカチョウの"つがい"を我が家にお招きしたのです。 |

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壺巣を破壊
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数週間、鳥と生活して思うに、「もっとはやく飼えばよかったな」と。2匹揃ってつぶらな瞳でこちらをうかがい「ピチュー」と首をかしげる仕草に毎日失神。「これが萌えですか!?」と一種の悟りを開きました。
おそらく、こちらを外敵としてしか見ていないようですが、こちらとしては初孫並みの溺愛ぶりです。
南国の鳥にとって日本の秋は寒かろうと、壷巣を設置してあげたのに、中に入るどころか一心不乱にむさぼり食う様子すら愛おしくてなりません。
つがいで飼うという事は、繁殖する可能性もあるのですが、キンカチョウは滅多に卵を抱かないそうです。そのため繁殖させたいときは仮母としてジュウシマツに依頼すると、けなげに卵を抱いて孵化させてくれるという。鳥の生体に詳しくない者としてはちょっとしたカルチャーショックですが、予期せず繁殖しても大変なので、ペットとしては納得する事にしました。
今日も朝早くモゾモゾと起き出し、熱心に羽の手入れをして、エサを食い散らかし、一日ピーチク鳴いて、壺巣を食べ、暗くなったら就寝する。そんな無邪気で平穏な生き様に心奪われています。
今回は、自分がまだまだ鳥素人なので、飼い方を説明したり、ペットとしてオススメしたりはしませんが、ペットとの生活ってバラ色ですね、というレポートでした。
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